ファミリーサポート

育児あれこれ
助けてくれ!

三女の退院時からお世話になっているファミリーサポートの取材に協力したことがあります。

三女がNICUを退院する時、在宅酸素療法が始まることが決まりました。私は当時から元旦那とは別居状態だったので、途方に暮れました。

私と娘3人、どうやって生活すればいいのだろう。特に朝、上2人を保育園に送るのが悩みの種でした。

2人分の保育園の荷物(昼寝用の布団や水泳バックまで入れたら膨大な量)と酸素ボンベ。下2人は歩けないから、車に乗るまでには抱っこかベビーカー。

寝ちゃったらどうしよう?

グズったらどうすればいい?

長女が走り出したら下2人を抱っこしたまま追いかけられる?

色々シミュレーションしては暗鬱な気持ちになりMSW(医療相談員)に「私が上2人を送る間、三女を家でみてくれる人はいませんか?訪問看護などは利用できないでしょうか。」と相談しました。するとMSWは意外な提案をしてきました。

「三女をみられる人は少ない。むしろ、上2人を送ってくれる人を探したら?」それがファミリーサポートでした。

ファミリーサポートは子育て中の家庭を助けてあげたい人(サポーター)が家に来てくれて色々手伝ってくれるシステム。佐賀市が運営していて、多少の費用はかかりますが、民間のベビーシッターよりは安価です。

佐賀市の行政に相談に行き、サポーターとのマッチング、面接がありました。選ばれたサポーターは、孫まで育てたという2人の女性。毎朝同じ時間に交代で迎えに来てくれて、荷物をテキパキと運び、子どもをサッと連れて行ってくれる姿は颯爽とかっこよく、頼もしい!

育休中の私には、短時間でも大人と話す時間ができて、精神的にも癒されました。

三女の酸素が外れて、仕事に復帰後も、相変わらずお世話になっています。「サポーターさんが助けてくれる!」という安心感が、復職する勇気を与えてくれたと言っても過言ではありません。

2018年10月8日(月)サガテレビのニュース内で放送されました。

テレビ映像をそのまま流すと著作権の問題があるので、娘達の副音声付きでお送りします。

20181008

同じようなシステムは全国にあるようです。

私のような特殊事情がなくとも、他人に「助けて欲しい」と頼むことは大切だと思います。

「助けて」という意思表示をしないと、周りも助けにくいですからね!

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