性教育のリアル

ビジョカツ

ビジョカツメンバーとzoom(テレビ電話)で性教育の話をした。夜中の開催だったにもかかわらず、参加人数20人超え!でも発言する人はごく限られていて、みんな興味はあるけどどう関わっていいかわからないんだなぁと言う現状が現れているなと面白かった。


まずは、そもそもどんな性教育を私たちが受けてきたかと言う事をシェアした。


私は以前にも書いたことがあるが、先進的な試みをする小学校で、試験的に様々な性教育を受けた。また父がオブラートに包むような言い方をしない人で、私が「赤ちゃんはどうやってできるの?」と尋ねた時に、サラッと性交について教えてくれたので、そんなもんだと思っていたけれど、それは稀なようだ。いきなり中絶に関するビデオを見せられて衝撃を受けたとか、避妊具の付け方の実習があったとか、個人差が大きくて実に興味深かった。


実際に性教育をする立場になって考えてみると、女の子は初経、男の子は精通があれば、以後は妊娠をできる(させられる)立場になるということで、つい「望まない妊娠はしてはいけないのよ」とか「性犯罪に遭った時は早く言わなければダメよ」とか言いたくなってしまうけれど、いきなりそんなこと言われても怖いだけ…


身近に赤ちゃんに接する機会があった時や、2分の1成人式みたいに子供の出生に関わる話をする機会があった時など、生命誕生の神秘について話して、ハッピーなプラスのイメージから性教育は始めたいと思う。


そして、私個人の意見を言えば、内性器(卵子と精子が出会って受精して…といった身体内部で起こること)の話はもちろん大切なのだけど、外性器(陰茎を膣に挿入して射精すると妊娠する可能性があるということ)の話もきっちり伝えないと片手落ちだと思う。伝え方が関係性によっては難しいと思うけれども。


また「夫が性教育に協力的ではない」という悩みがあったけれど、夫が性教育を受けていなければ「どうやって教えたらいいのかわからない」と途方に暮れているのかもしれないので、自分自身が勉強して子どもに教えたら良いのではないかと思う。


かく言う私も、なかなか子どもに教えるのは苦戦しているので、かなりの数の性にまつわる絵本を読み漁って、子どもに読んでいる。わりと気に入っている三冊を紹介。

昔からの愛読書

ぼくどこからきたの?

これはもう昔からあるベストセラー。私も子どもの頃読んでいた。精子のイラストがラブリー。ただ海外の本なこともあり、ちょっとイラストに親近感を持ちにくい。

あっ!そうなんだ!性と生

イラストが変に誤魔化してなくて素晴らしい。漢字が多いからうちの子(未就学児)には早いと思ったけれど、小学校半ばになれば自学自習できそう。

勃起じゃなくて伸びる!

ある朝ジジジャンボウはおったまげた!?

朝起きたら陰茎が伸びている話。性教育ではないけれど、子どもに読んだら大笑いしていた。子どもって「おちんちん」って言っただけで面白いみたい。これとプライベートゾーンを絡めて話すと、いいきっかけになるかも。

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