子宮頸がんを撲滅しよう!

私見
この95%を網羅する9価ワクチンが承認

新型コロナウイルスでワクチンの開発を望む声が高まっていますが、ワクチン界隈ではとても嬉しいニュースがありました。

2020年5月22日、9価子宮頸がんワクチンが承認されました!

9価子宮頸がんワクチンがやっと承認されます|村中璃子 Riko Muranaka|note
リリースより報道が先になってしまったようですが、世界では標準のワクチンであり、日本では反子宮頸がんワクチン運動のために承認審査の止まっていた9価(9種類のがんを引き起こしやすいヒトパピローマウイルスを防ぐという意味)の子宮頸がんワクチンがいよいよ承認されることになりました。 MSDの9価HPVワクチン、申請...
HPVワクチンの9価ワクチン日本で承認 定期接種化の審議へ
HPVワクチンの9価ワクチンが厚生労働省の審議会で製造販売を承認されました。世界ではスタンダードですが、日本は大幅に遅れて承認された形です。

「え?それのどこが嬉しいの?よくわからない…」という方のために、と子宮頸がんワクチンについて私が以前佐賀新聞に投稿(2019年11月23日掲載)しましたものを紹介します。この投稿にあたり、産婦人科医でも小児科医でも公衆衛生の専門家でも無い私が、新聞で偉そうに発言していいのか…とためらう気持ちもありました。しかし、これは一部の専門家の私見ではなく、医学界全体の総意として、発信しなければいけないことだと考えました。

それに、見知らぬ専門家よりも、知っている医師に言われた方が受け入れやすいかもしれない。不安な点も身近な医師になら聞きやすいかもしれない。「ワクチンを打ったほうがいいよ」と色んな医師に言われた方が安心するかもしれない。

そんな期待を込めて投稿しました。どうかこの世から子宮頸がんが無くなって、教科書で過去の病気として取り扱われる時代が来ますように。

江戸時代に佐賀藩医が種痘を普及させて天然痘を撲滅させたように、佐賀からHPVワクチンを普及させて子宮頸がんを撲滅させよう!!!

2019年11月23日掲載

【追記】

字数制限があったこともあり、泣く泣く削った国賠の記載です。この裁判中だから国の動きが鈍いのかなと邪推しています。でも、それはそれ。司法は司法にお任せして、命を守るために国は決断してほしい。

2016年7月、日本政府は世界初「子宮頸がんワクチンによるという被害に対する国家賠償請求訴訟」を起こされた。思春期特有の身体表現性障害をワクチンのせいだと思い込み、それを支持したごく一部の医師(大多数はワクチンの因果関係は無いと考えている)によって、危険な治療を行われている少女達。どうして日本はこんなにグチャグチャになってしまったのだろう。

この投稿を書いた当時は、日本では2価4価のHPVワクチンしか使えませんでした。

2価4価とは2種類4種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)を予防できるワクチン。という意味です。2価4価は65%の子宮頸がん、HPVしか予防できませんでしたが、9価のワクチンでは9種類のHPVを予防でき、95%の子宮頸がんを予防することができます。

海外では9価のHPVワクチンがスタンダードになっており、日本でも5年前から申請されていましたがずっと承認が下りなかったのです。

(門間美佳先生がわかりやすい記事をupされていたので引用)

やっと世界スタンダードのワクチンを日本人女性もうつことができるようになりました。とてもとても嬉しいです!

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