今まで散々酷評してきた誹謗中傷会見ですが、唯一メリットを挙げるとすれば「世間が忘れかけていたこの事件を見直すきっかけになった」ということです。今までなんとなく「就活先のお偉いさんにイタズラされて…IS氏が可哀想!」と思っていた人達が「あれ?なんかおかしいぞ?」と気付き始めた。その影響はとても大きいと感じています。
以下は私が印象に残ったものを挙げていきます。参考までに。
最近、とてもまっとうな記事を見つけて感動しました。そう、マクロな目で見るとおかしいことがわかります。山口氏が矛盾点として指摘されているのはミクロな話ばかりです。
また、過去の記者会見で、IS氏に非常にまっとうな質問をぶつけた方がいました。
Black Box出版時の記者会見にて。
公益社団法人日本外国特派員協会(FCCJ)会長のKhaldon Azhari氏の発言。
前回5月になぜ会見しなかったかを説明し、他の性犯罪者の被害者(キャサリンさん)が最初にここでレイプ被害を訴えたのだと事実を言っている場面。
キャサリンさんのケースではすでに相手は有罪を言い渡されていたが、今回のケースではまだ詳細が明らかになっていない。訴えている最中であるし、裁判がどう判断するのかわからない。
個人的にはまだ結論が出ていないので、まずは法廷での結論を待ってから会見すべきと考えた。また、私はこの会見に反対の立場であったということを率直に申し上げたい。
まずは裁判で最初に裁くべきだと考える。レイプはとても重い犯罪であるし、裁判での結果をみてから記者会見するべきだと考える。
それに対するIS氏の答えは「ここでその議論をすべきかどうかと思います」とまともに応えずに逃げた。会長の話を聞く様子も、パソコンを開いたり、睨み付けたり、靴を直したりと落ち着きがありません。会長の指摘が鋭すぎて、答えられなかったのでしょう。
動画が記録されています。
全編はこちらから
また、杉田水脈議員が「女として落ち度があった」と発言する動画ばかりが繰り返しバッシングされていたけれど(まぁ私もその通りだと思うけれど)、この前に発言していたのは「不起訴になった人間を犯罪者として攻撃するなどあってはならないことです」その通りだと思います。
また、私は司法に詳しくないので、このnoteはとても勉強になりました。
ISさんが散々「山口さんは安倍首相と親しいから逮捕されなかった」と触れ回っているので、ISさんにはその事実を主張立証する必要があります。「それは闇です」では答えになりません。
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