離婚にまつわるエトセトラ

私見
シングルマザー時代。張り切ってお祭りに出かけたけど子どもが全員寝ちゃった…

再婚したこともあり、前の結婚生活の話とか離婚にまつわる話とかシングルマザー話とか、あまり書いてこなかったのですが、今日は久しぶりに前夫と会いました。面会交流で、ほんの一瞬ですけれども。

「久しぶりに会ったら(前夫が)太ってオッサンになっていた」と妹に言ったら、「お姉ちゃん…人のこと言えないでしょ」と苦笑いされたので、まぁ頑張ろうと思います!!

さて、よく離婚しない理由に「子どもがまだ小さいから」というのがありますね。これに関しては様々な意見があるでしょうが、実際にそれを経験した私が、離婚の際に私が心配していたことと、それに対する私なりの答えを書いてみます。

① 親権はどうやったらとれるのか?

日本は女性に優しい国で、「子どもが小さいうちは母親が必要だ」という意識が根強く、よほど男性側が主張しない限りは女性側が親権をとれるケースが多いそうです。私もそうでした。ただ、親権を取ると、当然のことながら自分の収入で子どもを養い、育てなければいけないので、ある程度の収入を見込めることが必要です。

双方が話し合って決める協議離婚であればいいのですが、調停や裁判になった場合は自分が離婚後どうやって生計を立てるかをシミュレーションできないといけません。

なので、たまに「自分はほとんど収入が無いけど、離婚したい」と相談されることがありますが、養育費に期待せず、親の援助も無いと仮定して、大丈夫だと思えるときのみ離婚することをオススメしています。逆に言えば「どうしても離婚したかったら収入を得られるように頑張れ!頼れる夫はもういなくなるよ!」とお話しています。

② 養育費はいくらもらえるのか?

これけっこう聞かれるのですが、意外ともらえません。養育費は話し合いで決まらない時は計算式があってそれで決めるのですが、気になる方は算定表をご覧ください。それに、養育費を払わなくても罰則が無いので、踏み倒される場合もあります。養育費を当てにするのは危険です。

平成30年度司法研究(養育費,婚姻費用の算定に関する実証的研究)の報告について | 裁判所
裁判所のホームページです。裁判例情報、司法統計、裁判手続などに関する情報を掲載しています。

私は自分の方が収入が多かったこともあり、月に数千円程度です…。弁護士さんに「養育費をたくさんもらえても、それだけでは生活できないですから。自分で稼げることを誇りに思いましょうよ。」と慰められました。

③ 面会交流ってどうやってやるの?

離婚後に子どもが別れた相手と面会することです。私は離婚時に決めていなかったので、代理人を通じて聞いてみたけれども明確な答えは無く、離婚後1年半ほど経過して長女が「会いたい」と言ったので連絡をとって会うようになりました。

私の中では正直これが一番イヤで「もう前夫とか二度と会いたくないのに!」と思っていて、現夫に相談したのですが「まりが会いたいかどうかは関係ないだろ。子どもの気持ちを尊重しろ。もしどうしても面会するのが辛いなら代理人を立てろ。弁護士でも市役所でも相談に行け!」と一喝されたため、前夫に相談しました。「私はもうあなたとは会いたくない。しかし娘は会いたいと言っているがどうしましょうか。」すると「家まで迎えに行こうか?娘と二人きりで面会するから、まりは来なくて良いよ」と言われ、今もそのスタイルを続けています。この方法に抵抗がある人もいるかもしれませんが、私にとっては一番楽です。

ただ実際にやってみて気付いたのですが、面会交流って両親世代には物凄く抵抗があるようです。「面会なんてさせたら現夫が嫌がるのではないか」とか「面会なんてさせなければ子どもは忘れるだろう」とか。両親にも義両親にも抵抗感を示されました。実際に昔はそうだったのかもしれません。「生き別れた母」とかよく聞きました。でも面会交流は、子どもの権利です。第三者が奪ってはいけません。

私は娘に「あなたにはパパが二人いるのよ。もう少し大きくなったら、適当に自分で連絡して自分で会いに行っていいよ。誰にも遠慮する必要は無いからね。」と話しています。

まぁそんなわけで、離婚にまつわるエトセトラをつらつら書いてみました。誰かの参考になれば幸いです。もし聞きたいことなどあったら、ご連絡ください。

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