佐賀市にHPVワクチンのリーフレットや予診票を病院に郵送して欲しいと電話したところ、担当者に「あの…まり先生って、最近市政に投書しませんでしたか?」と聞かれました。
「あー、送りましたよ!厚生労働省からHPVワクチンの対象年齢の女子に定期接種だと通達するようにとの文書が来ていますよね?できるだけ早く周知して欲しい、と書きました!」
「実は私が担当者で…あの、後ほどきちんと文書で返答しますが、いま話してもいいですか?」と話してくれました。
私が市政への投書の中で引用した文書とはこちら
市町村は、予防接種法施行令第6条の規定により 対象者等へ周知を行うこと。
厚生労働省
周知方法については、個別通知とし、リーフレット等、情報提供を行うための資材を対象者等へ個別に送付する。
https://www.mhlw.go.jp/content/000680908.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000680907.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000680905.pdf
「実は佐賀市では、この文書が来る前から、小学6年生の保護者に2種混合ワクチンの案内を送る際に『女の子は小学6年生から子宮頸がんワクチンの定期接種の対象年齢となります』という一文を書いて、考えていただくよう促しているのです。」
「本当に?それは素晴らしいですね!それはぜひもう1歩進んで、リーフレットや予診票まで送っていただけませんか?」
「それが…予診票の郵送は『積極的勧奨』に該当するからできないのです。でもこの文書が届きましたから、今後はリーフレットと一緒に郵送するように準備しているところです。」
「あぁそうなるのか…。定期接種でありながら積極的勧奨中止したままと言うのはあまりにも不自然ですね。ありがとうございます。佐賀市の頑張りに勇気をいただきました!私もできるだけ啓発に努めたいと思います!」と電話で盛り上がりました。
今までたくさんの投書をして返信をいただいてきたけれど、その返信を書いている担当者と話すのは初めてだったので、ちょっと感動しました。
そんな折にこのニュース!そうよ…試算なんて待たずとも、わかっていましたよ。
今からでも遅くない。やれることをやっていこう。
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