うがい、手洗い、ワクチン!

COVID-19(新型コロナウイルス)
大阪のおばちゃんに乗せられてポスターの真似っこ

子どもの病気についてブログに書いた途端に長男と長女が嘔吐下痢症になった。二人ともゲーゲー吐くし、下痢するし、ご飯は食べないし、血液検査したらWBC 18000/μL越え(おそらく脱水の影響で濃縮)、尿検査したらケトン体強陽性、超不機嫌、私も釣られて身も心もボロボロになった。でも「嘔吐下痢症か…ロタウイルスのワクチンは接種済みだし、重症化はしないだろう」とドーンと構えていられた。それに加えて臨機応変に対応してくださる小児科と病児保育と職場の方々の協力があって、遅刻したもののなんとか仕事を休まずに行くことができて安堵した。

上記ブログでも書いたことなのだが、私は積極的に自分の子どもにワクチン(予防接種)を接種してきた。ロタウイルスやB型肝炎ウイルスなどの、当時は任意接種(自費)だったものもコンプリート。病気の予防には「うがい、手洗い、ワクチン」が合言葉。毎年インフルエンザワクチンももちろん接種している。

ワクチンについては漫画『天は赤い河のほとり』での描写が秀逸だと思う。現代の世界から古代の世界にタイムスリップした少女ユーリが、疫病患者の治療に従事しても感染しない…という不思議な体験をする。その理由として予防接種が思い当たる…という場面がある。(宝塚でも上映されたので、そのときの写真をキャッチにしてしまった)

こういう効果を期待して、医療従事者は積極的にワクチンを受けることを希望する人が多い。そんなわけで、私は新型コロナウイルスのワクチンも当然接種するつもりだ。

この話題について、気になっていることがある。私もブログで「改変RNAを体内に入れるのは気持ちの良い話ではない」と書いたけれども、「ワクチンを受けたくないと思っている医療従事者が多い」という報道が、最近やたらと目につくのだ。

現在、第三波はピークアウトして収束に向かっている。

【山口敬之】8割オジサン理論の崩壊~恐怖を煽る言説と決別せよ~【山口敬之の深堀世界の真相⑱】
引き続き新型コロナウィルスへの対応と緊張が続く日本列島。しかし、日本全体の感染者数を見ると、1月9日の7785人をピークに1月24日以降はほとんどの日で4000人を下回っている。それにもかかわらず「8割オジサン」こと西浦教授は2月に感染爆発が来ると予想。果たしてその論拠は確かなものなのか? これまでの事例をひきつつ検証...

これからは、第四波に備えて、医療体制を整える努力とともに、感染予防の次の一手としてワクチンを普及させることは急務であろう。「まずは医療従事者から接種すること」と政府が方針を立てている。これには私は三つの理由があるのではないかと考えている。

一つ目は、実際に患者に接する機会が多いので、感染しない、媒介させないことが求められるため。

二つ目は、医療従事者は様々な年代層がいるため、副反応は起こるとしても色々な年代で観察が可能であるため。国によっては高齢者から接種を始めたところもあるが、一定数が亡くなった時に、ワクチンの影響なのか寿命なのか、判断が難しくなるため。

三つ目は、医療従事者は医学的な知識があるためワクチンの意義を理解できるため。

ところで、私が上久保靖彦先生の集団免疫説を支持していたのにワクチンを打つと意思表示したことについて質問を受けたので、それについての回答がてら書いてみたいと思う。

集団免疫説
「集団免疫説」の記事一覧です。

ブログでも何度も取り上げたが、上久保先生の集団免疫説は、ざっくり書くと「もともと日本人が中国からのウイルスに曝露されたために、ほとんどの日本人が免疫を既に獲得している」というものだ。その免疫を維持するために、ある程度のウイルスの定期的な曝露が必要になるため、過度な自粛は免疫を弱めることに繋がってしまう。そのため上久保先生は昨年10月の時点で「自粛しすぎて免疫が弱まった人が11月末頃から重症化するリスクがある」と警告していた。(この動画は非常に重要だが、なぜかYouTubeに何度も削除されるため、静止画とともに載せておく)

50分あたりから

特番 第3弾『集団免疫は達成された。今こそ政策転換を!』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏

政府の必死のGoTo政策の甲斐あって、一部の人は出歩いたが、多くの日本人は自粛し続けた。そのため、現在は日本中で免疫が弱まっている可能性がある。また今後、例えばGoTo政策が再開したとしても、やはり自粛を続ける人は一定数いると思う。そうなってくると従来の感染予防策だけでは外出すらままならない人が続出する可能性がある。社会生活を元に戻すには、ワクチンという「心の拠り所」が必要になるのではないかと思う。このワクチンを機に社会が正常化することを期待している。

また「承認が早すぎて不自然だ、怖い」という意見も根強くあるが、これについては村中璃子先生の記事が非常にわかりやすかったので引用する。

ただ注意してほしいのは、早くできたからと言って、決して治験で手を抜いたわけではないことだ。承認の基準を甘くしたわけでもない。治験の規模は数万人とこれまでのワクチンと何ら変わらない。承認が早かったのも、各国の薬事当局が、通常であれば必要なデータがすべてそろうのを待つところ、個別データが上がり次第、随時審査を行っていく「ローリングレビュー」を採用し、審査期間を短縮する努力をした結果である。

2021.1.28の夕刊フジより
「反ワクチン」あおり報道に医師反撃! 新型コロナは「ワクチンで収束させる初のパンデミック」 村中璃子氏緊急リポート(1/3ページ)
コロナ禍を収束させる切り札として期待されているワクチンだが、日本では接種に懐疑的な声も多い。独ベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所研究員で医師の村中璃子氏は、ワ…

ワクチンの副反応は接種直後の30分以内が一番多く(小児科などでも接種後30分は待合室等で観察するよう指導される)、遅くても翌日~1ヶ月以内に出現する。それ以降になると、他の要因が加わってくるため、ワクチンの影響なのかどうかが判断が難しくなる。だから「こんな副作用が起こる可能性がある」と散々報道されているが、既に色々な国で接種が始まっているのに報告されている副反応はそこまでシビアでは無いのだな…という印象を持っている。

今まで、他の疾患に比べて、コロナが特に死者が多いわけではないのに、過剰なまでにマスコミが恐怖心を煽るのを苦々しく思っていた。そして今度は「ワクチン怖い」の大合唱でワクチンへの恐怖心を煽っているのだろうか。なぜ?コロナを長引かせたいの?

これについては「コロナロス」という考え方があると知ってハッとした。特に「HPVワクチンの報道を失敗だと思っているのは医療従事者だけで、案外メディアにとっては成功経験」という表現には背筋が寒くなった。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

【後編】ウイルスが付いた人を「ケガレ」として遠ざけようとするとか…鋭過ぎる!

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ここの記事でも紹介されているが、忽那賢志先生のワクチンの発信がとてもわかりやすかった。

効果は? 安全性は? 新型コロナワクチンについて知っておきたいこと Q&Aで医師が解説(追記あり)(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
新型コロナの世界的な流行の打開策として期待されているワクチン接種が海外では開始されました。新型コロナワクチンについて、これまでに分かっていること、海外の接種開始後の状況などについてまとめました。新型コ

ところで、今日、病み上がりの子ども達と家でKis-My-Ft2のライブDVDを見ていて涙が出てきた。超満員のドームで、友達や他のファンの人達と、鼓膜がおかしくなりそうになりながらキャーキャー騒いで、揉みくちゃになって銀テープの取り合いして、アーティストは豆粒くらいにしか見えなくても「やばい!同じ空間の空気吸っちゃったyo!!」とか騒ぎたい!!!そう言えば以前にテレビの取材を受けたときも「キスマイのライブに行きたい」って言ってたな。うん、ブレない私(笑)あ~~~超行きたい~~~!!!

でもライブって企画してすぐにできるものじゃないし、緊急事態宣言が出るたびに延期じゃ、アーティストやスタッフも企画すること自体がリスキーだし、密がダメだ、移動がダメだ、何人以上ダメだ…とか言われたら「あーくそ!いつになったらライブに行けるんだyo!そのためならワクチンでも何でも打ってやるわ!はよ来いやーーー!!!」って気分になったので書いてみました。最後は夜中の変なテンションで乱文失礼しました。おやすみさない。

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