言語聴覚療法はじめます

ハイリスク妊娠

三女は一歳〜二歳半まで、小児整形外科のリハビリに通っていました。

小児整形外科のリハビリ
一歳児健診の時に在宅酸素終了を告げられて舞い上がっていたのだけれど、同時に小児整形外科のリハビリ(療育)を指示されました。私は普段の診療で成人に対してリハビリを処方する仕事をしていますが小児はほとんど経験が無く、とてもドキドキしながら通っ...

私自身がリハビリ医であるのにリハビリに通うことに多少は葛藤があったものの、みるみる発達が進むのは嬉しい気持ちの方が大きかったです。患者さんや患者さんの家族の気持ちにより共感できるようにもなり、非常に貴重な経験でした。

上記ブログでも書いていますが、三女がなかなか言葉が発達していません。もう年中になるのにサザエさんのイクラちゃんのように「バブー!」なんて言うことも…周りからも度々指摘されて悩んでいました。

およそ一歳違う二女の一年前を思い出しても、やっぱり遅れているなと思います。そしてそれを三歳半健診で指摘され、佐賀市からフォローの電話があり、相談してきました。

「実は、この子の言葉が遅れていることは、二歳の頃から気付いていました。言語聴覚療法の提案もしていただいていました。でもあの頃、私は、下の子を妊娠中で身体がきつくて、どうしてもそれ以上頑張れなかったのです。」と言うと

「それで…今は余裕があるのですか?」

「余裕があるとはとても言える状態ではありませんが、頑張ろうと思っています。下の子も一歳半になりました。そしてこの子はあと二年足らずで小学校に入ります。今のままでは通常の小学校で良いのかも悩んでいます。もうこれ以上は先延ばしは出来ないと覚悟を決めてここに来ました。私自身も、本当は、この子にはリハビリが必要だと考えています。」
と伝え、紹介状を書いていただきました。

二年前、頑張り続けることから逃げてしまった自分と向き合うこととなり、ほんの20分の面談だったのに疲労困憊になってしまいました。

それはおそらく三女にも伝わり、なんとなく幼稚園と職場に直帰する気になれなくて、二人でコンビニでお菓子とジュースを買って「おつかれさまでした!」と休憩してから戻りました。

何歳?4歳!

そして夕方幼稚園に迎えに行ったら、NICU時代のママ友にバッタリ会って思わず「うちね、またリハビリが始まるの!」と言ったら「そうなんだ…頑張ってね!うちはリハビリはないけど補聴器はずっとだよ」と優しく言われて癒されました。

NICUのママ友事情
NICUの入院中はとても孤独です。病院によってルールは違うかもしれませんが、私の子が入院していたNICUでは、自分の子以外の子を見たり、母親達に話しかけたりすることは禁止されていました。最初は「窮屈なルールだな」と思いましたが、後々になっ...

ここで紹介したママ友とは違う人だけど、NICUでよく見かけていた綺麗な母親と、幼稚園でバッタリ再会したのです。あの頃はお互いとても辛くてほとんど話さなかったのだけど、お互いの子がちゃんと大きくなっていることが嬉しくて、今でも会うと思わず声をかけてしまいます。NICUはママ友をつくる場ではないけど、こうやって近況報告できる相手がいるのは有り難いなと思います。

また三女と二人三脚で頑張ります!!

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