希望の聖火

COVID-19(新型コロナウイルス)
トーチ大きい!(1歳男児との比較)

5月10日〜11日に佐賀県で聖火リレーが開催された。その直前にお隣の福岡県に緊急事態宣言が発出され、聖火リレーの縮小が発表されたため、佐賀も影響を受けるのでは無いかと不安だったが、無事に完全に開催されて安堵した。数年越しに待ち焦がれていたランナー達も達成感溢れる笑顔が印象的だった。

「オンラインで応援を」と呼びかけがあったが、やっぱり生の聖火が見たい!!!
密にならないように、静かに、応援しようね…と私は母と子供を連れて2箇所へ繰り出した。

吉岡 徳仁さん | 聖火ランナー | 東京2020オリンピック聖火リレー | NHK
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「聖火リレートーチ」のデザインを担当させていただきました。聖火リレートーチのデザインを通し…

母が「前の東京オリンピックの時は、熊本で聖火リレーを見たの。もう生きているうちに日本で開催されることは無いかもしれない…」と話していた。
オリンピック招致・開催は大変なことだ。「オリンピックを日本で開催したい」という強い意志を持ち、政治力と行動力があるリーダーがいなければ実現しない。森喜朗さん、石原慎太郎さん、安倍晋三さんなどが、どんなに批判されても、諦めずに尽力してくれたおかげだ。これから先、こんなに肝が据わった政治家が出てくるのか…と考えると首を傾げてしまう。

森喜朗さんの辞任挨拶の中で聖火リレーに触れた中で印象的な部分があった。

どこへ行きましても、たった1本、たいまつがあるだけで、3000人、4000人という人が集まってくる。大変な賑わいというよりも、大変多くの人たちが、特に子どもたちを中心に、アテネの火が、ゼウスの火が大変関心があったということで、こうしたことも、オリンピックへの大変意義ある行事であったかと思っております。


組織委員会長辞任あいさつより

実際に聖火リレーを見に行くと、聖火を見たくてたくさんの人が集まってきて、感染予防のために大きな声を出す人はいないけれど、声無き声と言うか、観衆達の湧き上がってくる喜びを肌で感じた。静かなる賑わいという感じでドキドキした。

その聖火ランナーの一人、中尾清一郎さんが聖火リレーに寄せたメッセージがとても素敵だったので紹介する。

コロナによるオリンピックの延期が日本社会に暗い影を落としている。コロナ対策の必要な時にスポーツの祭典が必要か、日本で開催する意味があるか、という意見もある。しかし、私はスポーツや文化の力を信じる。2020年、佐賀県でも多くの学生スポーツ・文化行事が中止になった。日本に誇りを持てない若者が増えることは悲しい。コロナ下でのオリンピック開催という困難なミッションを乗り越える日本社会の姿を若い世代や世界に示したい。

2021年用に書かれた文章です
中尾 清一郎さん | 聖火ランナー | 東京2020オリンピック聖火リレー | NHK
今回の聖火ランナーにはアスリートや著名人が選ばれるばかりでなく、地域で地道に活動してきた人達がその故郷を駆け抜けることに意義がある。私は明治…

「聖火リレーで使われたトーチをデザインしたのは佐賀出身の吉岡徳仁さんで、トーチは上から見たら桜の形に見えるようになっており、東日本大震災の仮設住宅の金属部分で作ったものなんだって!!すごいよねー!カッコイイよねー!生で見てみたいな!展示してあるところに行ってみようかな?!」と話していたら、ハッピーサプライズ!!

トーチが会いに来てくれた!!←嘘みたいな本当の話♡

似ていると評判の祖父の像とツーショット

なんでも私がトーチを見たがっていることを知った松尾建設の松尾哲吾社長が「触っていいよ」とご自身のトーチを貸してくださったのだ。
こんな貴重なものをアッサリ貸してくださるなんて!!気前が良すぎる!!!

松尾 哲吾さん | 聖火ランナー | 東京2020オリンピック聖火リレー | NHK
6年前の夏、キリバスから10歳の男の子が1週間ホームステイで我が家にやって来た。キリバスは太平洋に浮かぶ人口11万の30余の環礁島国。最高標…

病院に展示しようとポスターを作ってみたものの、どうやって飾ればいいの?花瓶やバケツに入れたら倒れて危ないし、倒したらわからないし、ケースもないし、どうしよう…


私がトーチを持ってウロウロしていたら、看護師さんから「あらステキ!病棟の患者さん達にもお見せしたいですね!」と言われて閃いた。
そうだ!私がトーチを持って回診したら良いんだ!!

「せっかくだから患者さんとトーチを一緒に写真に写そう!」と本多健人カメラマンに撮影を依頼したところ快諾してくれ、トーチを持って二人で病院中を走り回って150名以上を撮影した。終わる頃には二人とも汗だく!聖火ランナーよりも走ったかも(笑)

  • 「まさか生で見られるなんて!生きててよかった!」と感極まって泣く人
  • 麻痺があるのに頑張って持ち上げようとする人
  • 野球バッドのように振りかざす人
  • フラフラしながらも「先生!ほら見て!立てるようになったよ」と強気にランナーのポーズをする人
  • 硬い表情の人の笑顔が爆発
  • そんな患者さんを見守るスタッフの優しい表情

などを、余す所なく本多カメラマンが捉えてくれて、出来上がった写真を見て「家宝にする!」と大喜びしてくれた人までいた。

患者さんの写真は個人情報保護のためお見せできないが、併設の施設の入居者さんの中で顔出しOKの方はホームページに掲載させていただいたの紹介する。

2021年5月【夢館「介護とリハビリの夢館」|医療法人 智仁会 夢館】
2021年5月の館長日記

実は私はこれまでに本多カメラマンと共に「撮影会」を企画したことが何度かあったけれど、もともと高齢者は写真嫌いの人が多くてうまくいかなかった。入院患者さんの中には病気でボディーイメージが崩れて写真そのものに拒否感を示す方は少なくない。

けれども、やはりオリンピックは特別なのだと実感した。トーチを手にした人の表情が一変した。
病気だしコロナ禍だし…で皆塞ぎ込んでたけど、本当に良い表情していて元気をもらった。そんな瞬間を写真にしてくれてありがとう!!

ちなみに私も撮ってもらったけど、トーチっていうかトロフィーみたいなポージングになってしまった(笑)

花束みたいに抱えてしまった

お兄様はさすが上手だわ!!(←「トーチがあるよ!」と言ったらわざわざ仕事の合間に見に来てくれた!ノリが良い!)

気分は聖火ランナー!

なんかこう、ワクワクすることっていいなぁ…と思った。一年以上、感染拡大予防のためにたくさんの我慢を続けている。でも、人は我慢だけでは生きられない生き物だと思う。

まずは私ができることに全力を尽くそうと思う。コロナ禍のオリンピック開催の不安を減らすため、安全に確実に高齢者へのワクチン接種は急務である。私の職場でも、ワクチン接種の受け入れ人数を増やすために実現可能なアイデアを出し合っている。

私が提案した増枠分は「私自身がやる!他の医師の負担を増やさないようにする!」と宣言したので、いよいよ私が体調を崩すわけにはいかなくなった。

そして人生最初で最後になるかもしれない、日本開催のオリンピックを思う存分堪能するぞーーー!!!

頑張ろう!ニッポン!!!

テレビが面白かったら自然にひきこもるよね!

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