夢よみんな叶ってしまえ!!!

好きなこと

今日は新月でお願い事が叶う日なんだそうです…←あまり詳しくないけど

最近ある女性に影響を受けまして、夢みたいなものができました。それが「ヘレーネ・クレラー=ミュラー」

福岡市美術館で開催中のゴッホ展で彼女のことを知ったのですが…

大濠公園を眺めながらゴッホを堪能♡

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の世界最大の個人収集家、ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)。彼女はゴッホに魅了され、画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年間で、約90点の油彩と180点を超える素描・版画を収集しました。ヘレーネが初代館長を務めたクレラー=ミュラー美術館のコレクションに加え、ファン・ゴッホ美術館が所蔵する選りすぐりのゴッホ作品52点ほか全72点をご紹介します。

ゴッホ展特設サイトより 
ゴッホ展|福岡市美術館
福岡市美術館は、水と緑に恵まれた大濠公園の中にある、前川國男設計の美術館です。2019年にリニューアルオープンしました。

要はこのゴッホ展は、彼女の個人的なコレクションを公開してくれているわけね!すごいなー。こんな縁のゆかりもない違う時代を生きる外国人にも幸せを分けてくれるとは!!

ゴッホ展(福岡展)ジュニアガイド

ゴッホはひまわりが有名で、あのイメージが強かったけれど、ひまわり以外にも木の描写が独特で、農作物なども美しさが溢れていました。また農夫など、普段なかなか脚光を浴びなそうな人をモチーフにして描いていたのが面白かったです。

また19世紀の他の画家の作品のコレクションもあってそれぞれ素晴らしかったけれど、中でも点描の作品が生で見たら迫力がすごかった。遠くで見るのと近くで見るのでは全然印象が違うのね…何回も近寄ったり離れたりしちゃった!

スーラ『ポール=アン=ベッサンの日曜日』1888年 クレラー=ミュラー美術館所蔵

この記事が今回のゴッホ展を詳しく書いてくれています(^^)

福岡市美術館『ゴッホ展』レポ
こんにちは、地域特派員のみずぽんです。私は、大学時代は美術部で水彩画を描いていました。社会人になって...

へレーネがカッコイイ!と思った背景には、私は8年前に恩師に言われた言葉が印象に残っていたこともあるかもしれません。

朝、知らない携帯電話の番号から電話があり、恐る恐る出ると「佐賀市の子育て応援隊ですけど!」と。先日保健師さんが来たばかりだけどな…と思って話していると、妙に馴れ馴れしい。若干警戒していると「ところで吉原麻里さん、私のこと覚えているかしら。中学校で美術を教えていたNです。」

A子先生!!!!!?????

AN先生と言えば、さすがの私でも忘れるに忘れられない超強烈な先生で、就任当初から「変わった先生」として噂でもちきりでした。とにかく、よく怒る。そしてその対象が面白い…

ある時は日産の新社長のカルロス・ゴーンに対して「日産の社員を大量にリストラされたそうですけれども、新聞に見開きの広告を出すお金があるならリストラの人数を減らせばいいのよ。“Renaissance(ルネサンス)”には“Nissan(日産)”があるとか何とか言っているけど、いい気なものよ。あれはルネサンスに対する冒涜です。」


ある時は男子生徒の髪型に対して「あの子の顔は美しいのに、あの髪型は何なの。造形的なバランスが取れていないと思うの。言ってやってちょうだい。」


ある時は佐賀市に対して「『市民の憩いの場』に芸術品を置かないなんてどういうことなの。ヨーロッパでは広場にいつも芸術的な彫刻が置かれているわ。日本はこれだから芸術の都にはなれないのよ。」

赤ちゃんを見に訪問されたのですが、話題は自然と中学時代の思い出話に。
「あら私、そんなに怒っていたかしら。若くて元気だったのね。」と笑い飛ばしていましたが、今でも若い子に文化論を教えながらボランティアで飛び回っているなんて、十分お元気ですわ…。


「吉原さんは医師になったのね。私あの検診というものが不思議なのよ。がん検診とか躍起になって病気を探して、陰性なら安心してしまうでしょう?あれどうかと思うの。検診で見つからない病気だってあるわけだし、下手に安心させることに意味なんてあるのかしら。ところで血液内科って何なの。私は常々、血液から得られる情報は無限なのではないかと思うのよ。ゆくゆくは血液さえあればがん検診なんて必要なくなるのではないかしら?」と。なるほど…圧倒される…。


そして最近は九州電力に怒っているようで。怒りの矛先は原子力発電所にとどまらず「私が許せないのはあの電線です!私の大切な空間に勝手に電柱を建てたり電線を張り巡らしたり、景観なんてあったもんじゃないわ。ヨーロッパや都会をご覧なさい。電線なんてとっくに地中に埋めていますよ。もう許せなくて市に意見したら『お金が無い』ですって。それを言ったらおしまいじゃない。寄付金でも何でも募ればいいのよ。」


「吉原さん、しっかり育てて、しっかり稼ぐのよ。佐賀市はケチだから、あなたがロダンの彫刻を買って寄付しなさい。エスプラッツにでも置けばいいわ。」と颯爽と去っていきました。「ロダンって誰?」と調べたところ地獄の門(その一部が『考える人』)などを作った有名な彫刻家でした。滅茶苦茶だな…でもこういうパワフルな女性は嫌いじゃありません。

そんな数億円の彫刻をポンと寄付できるように、さぁ頑張ろう!!

2014年6月4日のFacebookより

そう、私は「ロダンの彫刻を佐賀市に寄付する」ことを夢見ているのです。

イメージ図

こんなのが佐賀市にあったら、世界中から見に来てもらえるでしょ?かっこよくない???

そういえば数年前に佐賀県が大金をかけて開催した維新博での偉人モニュメントが気に入らなくて愚痴ったことがあったのですが…

ここで登場する「ある彫刻家」とは、AN先生の旦那様なのです。

私がピーチクパーチク愚痴るのをN夫婦と「あれは肖像彫刻という芸術の一種ですよ。好き嫌いはあるでしょうけどね。」クスクス笑われました。

まぁ正直言って、ロダンじゃなくても良いのだけど、しっかり稼いで後世の人のために芸術品を遺して行くような生き方がしたいとぼんやり思ったのです。そんなことを新月の夜に書き綴ってみました。

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