子どもにもコロナワクチン!

COVID-19(新型コロナウイルス)
経過観察中、元気が溢れすぎている!

佐賀市では3月1日から5歳~11歳のコロナワクチンが解禁になりましたので、我が家も打ちに行ってきました。

「今日は子どものコロナワクチンのために時間休いただきます」と言うと、スタッフから「もう打つんですね!私まだ迷っていて予約していません」と言われました。医療従事者ですらそうなら、おそらく一般の方はもっと迷っているかもしれないなと思ったので、私の考えを綴ります。


私は元々、ウイルス撲滅には集団免疫を成立させるしかないと考えていますが、そのために有効なワクチンができたことを非常に歓迎しています。

そのため、ワクチンを普及させてお役に立てるなら…と、私なりに一生懸命取り組んできました。

こんな風にテレビや新聞に出ていたこともあり、娘達に「コロナの感染予防には手洗いとマスクとワクチンなんでしょう?私はいつ打てるの?」と聞かれるようになり「まだ子ども達の順番じゃないわよ。まずは大人がしっかり打って、子ども達を守ることが先決よ!」という話をしていました。


ただ基本的な考え方として「子どもはコロナにかかっても仕方無いんじゃないの?」と思っています。これだけコロナが蔓延していたら、かかるときはかかります。自分でもお友達でも、どんなに気をつけていてもかかります。子ども同士は接触が多く、それが子どもの成長を促すものですから、やれマスクだ、ソーシャルディスタンスだ、休校だ、オンラインだ…で制限を課すのは、大人以上に酷なことだと感じていました。現状で言えば、陽性者一人でも学級閉鎖はやり過ぎではないか…という思いがくすぶっています。これは自治体によっては見直される動きがあるそうです。

ただ、待てど暮らせど「子どもはかかっても仕方ないでしょう」という論調に日本はならない。今も、有症状者ならまだしも、濃厚接触者の無症状者達がかなりの制限を受けています。今後の劇的に改善される可能性は低いのかな…というか、あまり期待できないのかなと思います。それなら少しでも予防効果があるならそれに賭けたいと思いました。


私が子どもに接種させようと考えたきっかけはいくつかありますが、この村中璃子さんの記事は響きました。どんなに酷い副反応も、軽症のコロナ感染よりマシという事実。そしてオミクロンでコロナが終わることはないということ。

「要らなくても打つ」という選択ー英、新型コロナワクチンを健康な5歳から11歳子どもにも推奨へ|村中璃子 Riko Muranaka
私はこれまで、子どもには新型コロナワクチンは「要らない」という考えでいました。特にオミクロン株ではワクチンが感染を予防する効果はとても低く、重症化を防ぐことしかできません。子どもの新型コロナ重症化のリスクはもともと低いので、重症化を予防するためにワクチンを接種してもあまり意味がないと考えていたからです。 ...

私は以前発信したように、キツいことは大っ嫌いですからね!!注射のチクッを我慢すれば良いのであれば、そっちを選びますよ!

また無料で読める記事ではこの内田舞先生の記事がとても良かったです!!私は記事の中のセサミストリートの紹介が好きでした。番組内では、「友達でワクチンを打たない子もいるかもと不安」と言う子どもの質問に対して、小児科の医師が「家庭ごとに違う決断をすることもあるけど、重要なのはあなたが接種して責任を持って自分を守ること。そしていい友人でいること」と伝えていて、とても素敵な回答だと思いました。

「6歳の息子がコロナワクチン接種しました」、アメリカで始まった小児接種(内田 舞)
11月2日の夜、米国のCDC(米国疾病予防管理センター)は、小児のファイザー製の新型コロナウイルスワクチン緊急使用を認可した。翌日の3日からさっそくアメリカでは5歳から11歳の子どもへの接種が開始された。「うちの6歳の息子もさっそく1回目の接種を終えました」と話すのは、アメリカ・ボストン在住で、ハーバード医学部助教授、...

後編は保護者が知りたいこと満載!

治験での安全性がわかっても、「大人より感染しても重症化する確率が低い子どもになぜ接種するの?」「子どもは接種の必要がないのでは!? 」という意見は根強くあります。

ですが、すでに小児の接種が始まったアメリカはパンデミックが起きてから、子どもの感染者数は630万人、入院に関しては24,000人以上、うち1/3 は ICU治療が必要でした。感染後、特に小児に起こる多系統炎症性症候群(MIS-C、色々な臓器が炎症をおこしてしまう症候群)を起こした方は5000人以上でした。

また、入院した子どもたちの31%は基礎疾患がない子で、いわゆる健康な子どもと言われる子ども達が、入院した子供たちの1/3でした。そして、残念ながら、コロナ感染症で亡くなってしまうお子さんが約600人(10月時点)で、コロナでの死亡は、子どもの死因の第8位になっています。

子どもは大人と比べて重症化しにくいということは、もちろん事実です。でも、「絶対に重症化しないわけではない」ということもまた事実です。アメリカのように感染対策を怠った場合は、小児の感染は無視できるものではないのです。

『安全性は?日本では今後どうなる?5歳~11歳 子どものコロナワクチン接種』より
安全性は?日本では今後どうなる?5歳~11歳 子どものコロナワクチン接種(内田 舞)
11月2日に、米国CDC(米国疾病予防管理センター)は、小児のファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を認可。翌日からアメリカでは5歳から11歳の子どもへの接種が開始された。アメリカ・ボストン在住で、ハーバード医学部助教授、マサチューセッツ総合病院(MGH)の小児精神科医で小児うつ病センター長をしている内田舞...

日本では「子どもが重症化しにくいから打つメリットがない」という意見が強く発信されている印象ですが、たとえ重症化する割合が低くても、それがうちの子になってしまったら100%です。だから私は「少しでも重症化リスクを減らせるなら打たせたい」と思いました。心筋炎を心配する方も多いけど、軽症で終わるケースの報告のみですので、ほとんど気にしていません。

さて今日発信された村中璃子さんのnoteは衝撃的でした。有料記事なので詳細は書けませんが、ワクチンの接種券を配布しない自治体があるのですね…。佐賀市がちゃんと配布してくれて本当に良かったです!!!ありがとう坂井ひでたか市長!!

私たちはまた子どもを利用した反ワクチンを始めてしまうのか|村中璃子 Riko Muranaka
わたしの端末がカスタマイズされているのでしょうか。最近、「新型コロナワクチンの接種後に子どもの体調がおかしい」とか「子どもにワクチンを接種するな」といった記事をよくに見るようになりました。 これらの記事に共通していることがあります。 「毎日違う症状が出る」「学校に行かれなくなった」「接種から何週間もしてから“全身性...
Yahoo!ニュース
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子宮頸がんワクチンについても今までにも一生懸命発信してきたけれど、一時は対象者の70%接種していたのに積極的接種勧奨の一時差し控え以降0.3%ですからね。接種券を配らないってそれくらい恐ろしい決断です。子どもから権利を奪う行為で断じて支持できません。

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そんなわけで私はコロナワクチンを子どもに打たせる決断をして一回目が終わりました。数日は安静に(無理だろうけど)しまーす!!

子宮頸がんワクチンについて書いたのはこちらです!

HPV(子宮頸がん)ワクチン
「HPV(子宮頸がん)ワクチン」の記事一覧です。

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