私が体調を崩して病院に行くと言うと「自分で治療すれば良いじゃない」と突っ込まれることがあります。もちろん、自分で対処できることはやるし、必要な検査もします（同僚にしてもらう）が、自己診療（自分自身を自分で治療すること）は保険診療外の扱いで、基本的には禁止です。
それ以前に「いや…自分では絶対無理やろ」と思うのが眼科領域。自分で自分の目は見られないしね…💦 今までも自分の眼科受診記録をブログに残していました。
まぁ眼科領域は自分だけでなく、我が子のこともよくわかりません…
そんなわけで最近も子連れで眼科に行ったのですが、気付けば4人とも眼科デビューしました。そんなわけで「こんな時は眼科へ」という意味で紹介します。
長女）ボールで目を打撲
一番最近がこれ。お昼休みに運動場で遊んでいたら、飛んできたボールが目に直撃。学校から「目が充血していて、目の周りが腫れています！」と怖い電話があり、すぐに迎えに行って眼科へ直行。
視力検査、眼圧検査、眼底写真まで撮っていただき、異常が無いことを確認しました。この時、娘の眼底写真を見て思わず「え？白斑？」と焦ったのですが「若いうちは眼底写真を撮るとキラキラ光りますが、異常ではありませんよ」と言われてホッとしました。
以前にも、娘が頭を打った時に頭部CTを撮っていたら通りかかった他の医師に「すごい脳浮腫だな！」（5才だから脳の萎縮が無いだけ）と驚かれたり
娘の足の写真を撮って「骨がくっついていない…？」（成長線が見えて違和感がある）とモヤモヤしたり
「大人と成長途中の子どもの解剖は違う」ことを痛感する毎日です！！
次女）就学前健診で異常
就学前健診の視力検査でモジモジしているなと思ったら「視力に異常がある疑い」のコメントがあり、眼科に行きました。
ところが眼科で検査したら異常無し。就学前健診では集団検査なのでどうしても検査が不正確になることがあるのだとか。照明や距離まで正確に実施するのは難しいですからね…💦
でも「異常無し」は間違いなく異常が無いのでしょうから、異常がある人を広く見つける方法として学校健診は大切だなと思います。
三女）未熟児網膜症のフォロー
三女は在胎24週で出生したため、生まれた時から未熟児網膜症でした。しかし幸い無治療で経過観察のみでした。同じ週数で生まれたNICUの仲間達の中にはレーザー治療をした子もいました。日本の周産期医療は世界一なので、リスクが高い未熟児を小児眼科の先生がNICU入院中から診ていただけて、非常に心強かったです。
ただ小児眼科の数は常に足りていないみたいですね。漫画コウノドリでも話題になっていました。視力ってとても大事だし、子どもの検査はマンパワーもめちゃくちゃ必要だし、もっと待遇改善が望まれます。
三女は3歳くらいで小児眼科から一般眼科に移りました。一般眼科でも子どもの視力検査はランドルド環（円の一部が途切れた形になって色々な方向を向くもの）や平仮名ではなくイラストで行ったり、子どもが親しみやすいキャラクターのぬいぐるみ等を使ったり、色々な工夫をしてくださって、ありがたいです。
長男）1歳健診のスクリーニング検査で異常
小児科で1歳児健診の時に「遠視のスクリーニング検査ができるけど、オプションでやりますか？」と聞かれました。安心料…と思って気楽にやったら、まさかの異常！すぐに眼科に行きましたが、3歳くらいまでは視力が不安定とのことで、3歳の誕生日後に眼科へ。やっぱり左目が遠視で、矯正のために眼鏡を作りました。
正確な視力検査のために5日間朝夕散瞳薬を点眼するのが辛かった…母子ともに。
眼鏡は最初はものすごく嫌がったのですが「名探偵コナンみたいでめっちゃカッコイイやん！」とおだてたら満更でも無さそう。これからも頑張ろうね！！
ちなみに同様に弱視用の眼鏡をつけている子のママに聞いたら「3才半健診で指摘されたよ」とのこと。ここでも「健診って大事ね！」と思った次第です。
そんなわけで、眼科の受診理由は四人四様。異変や異常を感じたら早目に受診することが、当たり前だけど大切です！！
優子先生、いつも一家でありがとうございます❤️
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