30年目のありがとう!

ユニセフ

先日のブログでもご紹介した、佐賀県ユニセフ協会設立30周年記念式典のイベントを盛況のうちに終えました(^^)!!


私は今回、総合司会でした。と言っても、高校一年生の池田さんがほとんど頑張ってくれたので、トラブル発生時のサポート役…みたいな立ち位置でした。なので、写真で見ると見張り役みたいで結構怖かった!初々しい高校生がトラウマになっていないことを祈ります…ごめん(笑)💦


オープニングは私が大好きな和太鼓葉隠ジュニアの皆さん。テンション上がる!


ティーンズミュージカルSAGAの皆さん。大人のコーラス隊も加わって見応えのあるステージ!


記念式典は佐賀県ユニセフ協会会長の中尾清一郎さんと日本ユニセフ協会の早見研さんの挨拶。中尾さんの「家庭を顧みない父親だったので、せめて世界の子供のために頑張ろうと思った」と言うのが印象的だったけど、その後記事になったのを見ていたら違うコメントに焦点が当たってた…


来賓挨拶では、佐賀県知事、佐賀市長、佐賀県市長会会長…と続いたのですが、ここで佐賀市長の坂井英隆さんが、直前に佐賀インターナショナルバルーンフェスタの全日程中止を決断するなどで、とても辛い精神状態だったようで挨拶中に感極まって涙流す場面も…

私としては「会場の嘉瀬川河川敷は実際に1mほど浸水して、中止にしなかったら相当の被害は不可避だった。市長は運営と参加者と観客の命を守る最善の決断をし、何ら間違ってなかった。そんなに気に病まなくても…」と思ったが、その後に佐賀県市長会の会長の江里口さんが「坂井さんは佐賀バルーナーズの応援でも全身グッズを揃えるくらいイベントを全力で楽しむ男。バルーンを誰よりも楽しみにしていたのは、他でもない市長。…頑張ってよ!!」とエールを送られて、観客からも「お天気のせいだから仕方ないよ」「がんばれ!」と拍手が起こるなど、相当な盛り上がりを見せていました。

ちなみに、この翌日、バルーンが上がりました!通常とは違うスタイルではありましたが、中止になったことで「売れ残り応援!」「そうだ、バルーンミュージアムに行こう!」など方々で盛り上がりを見せて、逆に佐賀人のバルーン好きを証明したような…。ピンチはチャンス!これからも、さらにバルーンを盛り上げていきましょう。

坂井英隆 on Instagram: "【感謝:2024佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ🎈✨】 多くの困難を経て、最終日は盛況に終えることができました🥹】 波瀾万丈のバルーンフェスタ… 大会2日目からは、非常に辛い判断をしなければなりませんでした🌪️ 11月の観測史上最大の降雨。 大会の歴史上初めて、設備を撤去せざるを得ませんでした。 多くの方が涙を呑んだと思います。 しかし、本日の最終日は、佐賀の空があざやかに彩られました🎈 困難を乗り越えたからこそ、いつも以上に輝いて見えました。 「空はひとつ。感動は人の数だけ」。 バルーンの素晴らしさを、改めて感じる大会となったとしたらうれしいです。 パイロット、クルーの皆さん、組織委員会、ホストファミリー、ボランティアの皆さん、出店者、設営に関わった皆さま、関係者に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 来年も皆さまと一緒に、空を見上げることを楽しみにしています🎈 #バルーンフェスタ #熱気球 #気球 #バルーン #SAGAインターナショナルバルーンフェスタ #佐賀 #さが #sibfo #バルーンのまち佐賀市 #sagacity"
524 likes, 1 comments - sakai_hidetaka_saga on November 4, 2024: "【感謝:2024佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ🎈✨】 多くの困難を経て、最終日は盛況に終えることができました🥹】 波瀾万丈のバルーンフェスタ… 大会2日目からは、非常に辛い判断...

そして記念式典を終えて桑山紀彦さんの公演へ…。お話とコンサートの組み合わせと聞いてイメージが沸かなかったのですが…始まってみるとびっくり!一人で喋り、動画を流し、楽器演奏をこなし…と「どんだけマルチタスクやねん!」と衝撃的でした。

元々は海外に行こうなんて思ってなかったけど…各地に知り合いができて、その人にまた会うために動いたこと。

ガザで出会ったモハマッド青年はジャーナリストを目指していたが、ガザにはそんな仕事はなかった。8mの壁に取り囲まれて、ほとんどの人が外に出られない世界。逃げる自由もない世界。そんな世界を撮影して、桑山さんにメールしてくる。それを桑山さんが日本で発信して、その発信に注目した日本のマスコミが、彼の発信を日本中に発信する…。もはやそれは、彼が日本でジャーナリストとして働けているということ。

イスラエルとハマスの戦闘続くガザ地区の現状 私たちにできることは?支援者も壁に直面…桑山紀彦医師を取材 | NHK
【NHK】イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから1年。パレスチナのガザ地区では死者が4万人を超え、いまも深刻な人道危機が続いています。ガザの現状や、日本で支援に立ち上がった人々の姿を前編の記事でお伝えしました。今回は、ガザの子どもたちを20年以上にわたって支援してきた桑山紀彦医師の活動を通じて、私たちにで...

桑山さん自身は心療内科医で戦地などで心のケアをしているのですが…なんかお話聞いてて「一般的な精神科医っぽくないな…」と思ったのですよ(笑)

そして会の後にお話しする機会がありご挨拶したところ「あなたが新聞記事を書いてくれた人?血液内科医なんだって?」とか「僕は精神分野が専門だけど、外科も好きなんだ」と気さくに話してくださり、開業医と海外で活躍することの両立のむずかしさと楽しさみたいなのを、ざっくばらんに聞けてとても楽しかったです(^^)

とにかく話が説教じみてなくて面白いし、音楽も良い!私の母は退屈な映画やコンサートでは寝ちゃう人なんだけど、夢中で聞き入っていたとのこと。謝辞もルンルンで話していました。


最後は若者広場!

子どもサミットin佐賀市でまとめた提言を佐賀市長に届ける大役をになった中学2年生の那須くん。サミットに参加した時の緊張や興奮を話してくれて「めっちゃ楽しんどるやん!」と嬉しくなりました。

ユニセフの街頭募金を体験してくれた留学生たち。鮮やかな民族衣装で会場に花を添えてくれました。母国でユニセフに支援された経験を持つ方が、日本に来てユニセフで他者を支援する経験ができたことが嬉しい…など話してくれました。

高校生達は「現地に行かなくてもできるボランティアがあるんだ!」とボランティアの多様性を感じてくれたようです。


最後に「佐賀県ユニセフ協会30年のあゆみ」を上映しました。これは私が映像に合わせて解説を喋りまくるというコーナー。12分間と長かったので「同じような内容は記念誌に載っていますから、帰って良いですよ」と断って流し始めたのですが、結局みんな最後まで付き合ってくれて嬉しかったです!!!

たくさんの懐かしい写真を見ながら「この人、もう亡くなったな…」という方が何人かいて、色んな人が頑張って繋いできた30年だったな…と思うと胸が熱くなりました。皆さま本当にありがとうございました!!

佐賀県ユニセフ協会(公益財団法人日本ユニセフ協会地域組織)
佐賀県ユニセフ協会は、公益財団法人日本ユニセフ協会の地域組織として活動する任意団体です。明日を担う世界の子どもたちの生存と福祉充実に寄与するため、国際理解の普及を図り、ユニセフの国際協力を推進することを活動の目的としています。また、佐賀県内唯一のユニセフ募金窓口として認められた組織です。

本多健人カメラマン、素晴らしい写真をありがとう!

Homme│本多健人
本多健人は2006年以来、写真撮影を通じて皆さまから多様なニーズに応えてきました。 ホテル日航東京写真室に所属したのち、拠点を2012年に佐賀に移しました。報道機関、金融機関に在籍したのち独立。福岡、佐賀などを中心に撮影をてがけています。

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