ロビーコンサートは「単調な入院生活の中で、思いっきり笑ったり楽しんだりする時間になったら良いなぁ…」と期待して始めた企画ですが、直球で笑える時間を作るために29回目にして初の落語が登場!!

この告知をFacebook上でしたとき、私が小学二年生の時に担任をしていただいた永池守先生が「私の後輩です」と言われて「そういえば永池先生が落研にいた話聞いたことがある!」と遠い記憶が蘇ってきました…♪
私自身は落語と言えばテレビの笑点のイメージで、育児等でしんどいときに落語で楽しませていただきました。肉体的にも精神的にもキツいときは笑うことを忘れがちですけれども、落語って噺家さんの話術に乗せられて夢中になって聴き入ってしまい、まんまと笑わされちゃうので最高!話の展開を知っているような古典落語であっても、どうして毎回笑っちゃうのでしょう…(・∀・)♪笑う瞬間って、色々と辛いこと忘れちゃいますもんね。
さて、噺家さんが来て下さるのは決まったけれども、当院には高座になるようなステージはありません。「ロビーは落語って雰囲気じゃないよなぁ…」と不安だったのですが、縁小路さん酔さんに「長机を5台用意すれば大丈夫」と言われ「机をどうするんだろう?」と思いながらも用意しました。すると、机を毛氈でくるりと包み、座布団を乗せ、さらに縁小路さんの私物の金屏風を設置すると、あ~ら不思議!高座が完成!!



この頃には患者さん達が「何何?何が始まるの?」と続々と集まってきました!!

高まる期待の中、縁小路さん酔さんが登場!!!







落語が始まる前から、この豊かな表情!!
そして落語が始まるといきなり女装…じゃなかった、奥様になりきる!



その後も友人、大家、偉そうなお役人と次々に役が変わります♪



扇子もお役人の棒?になったり、天狗の団扇になったり…



不思議と、色んな人や物、情景が浮かんでくるのでした…


あ、オチがわかった…!と思った途端に終了…(>_<) あ~ん、最後まで騙された(笑)
観客はアハハと笑ったり、あまりにすごい顔芸(という表現が的確かはわからないけれど)に引き込まれて、あっという間の時間でした♡
最後はみんな笑顔で(^o^) 縁小路さん酔さん、どうもありがとうございました!!




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