昔の投稿がリマインドで出てきて懐かしい写真を見つけました(^^)
これを作った時のことはよく覚えています。
散歩中の犬が私の実家の前にウンコをするのは仕方ないとしても、放置する飼い主が許せない!糞害に憤慨しながら、どんなポスターを作ろうかと考えました。
「マナーを守りましょう」ではあまりにも当たり前だし上から目線だし、「罰金5万円」などでは法的根拠が曖昧だし、現行犯逮捕しないと意味が無い。「監視カメラ設置」では監視カメラ代やカメラの動画解析が面倒くさい。
怒りを全面に出せば周りを不愉快にするし、大人しすぎれば無視されてしまう。
そんなわけで、パッと見でインパクトがあって、思わず笑える画像を見つけたので頂きました。犬が掃除できるわけがないのです。誰がするのか、人間です。そしてその人間は飼い主であるべきです。大好きな愛犬のウンチですもの、大切に持って帰りましょう。
ところでこのポスター、家族からは「表現がストレートすぎ」「ウンチの写真なんて下品」と一部批判もあったのですが、登下校中の小学生には楽しんでもらえたようで良かったです。
糞害シリーズでこれも作りました。個人的には好きだったけど、子ども受けは微妙でした。バカ殿を知らないのかも?
実家の前はゴミステーションにもなっていて、不法投棄にも悩まされていたから色々と作りました。なかなか一発では解決しなくて試行錯誤でしたが…
実家の目の前がごみステーションで、ごみの不法投棄やポイ捨てが後を絶たず、そのたびにポスターや貼り紙をしていたのですが、どれも効果は今ひとつでした。見張るにも限界があるし、監視カメラを設置しても動画の分析は大変だし、そもそも犯人が分かってもどうすればいいのだろう…。下手なことして逆ギレされるなんていう危険性も、このご時世ですから考えなければいけません。
自分を振り返って考えると、悪いことをする時は、きっと後ろめたい気持ちになるのではないかと思います。天網恢恢疎にして漏らさず、誰かに見られていないかとドキドキしたり、キョロキョロしたり…。そんな姿って、どう考えても醜いと思います。
「自分がゴミを不法投棄する醜い姿を、自分自身で直視させたら良いのではないだろうか。」と思い付き、ごみステーションに鏡を設置したのが去年の年末でした。
鏡を置いた後も不法投棄は続いたし、鏡を傷つけた痕跡や、不自然に位置を歪められたこともありました。「残念だな。でも鏡に反応したということは、良心の呵責を感じているのだろう。」と前向きに捉えるようにしていました。
しかし昨日、鏡が忽然と無くなっていたのです。風で飛ばされたり、誰かがぶつかったりしたのかと思って周辺を捜したけれど見つかりませんでした。もしかして盗まれた…?
ごみステーションに設置していたからと言って、鏡はごみではありません。通行人を傷つけないように、割れる危険性の少ない樹脂製の鏡をわざわざ購入して設置したのに、どうして勝手に持って行ってしまうのだろう。自分の醜い姿と向き合いたくなかったのかしら。
「心無い人もいるものね。私達は心を失わないようにしましょう。」と周囲の人になだめられたけれど、どうしても許せませんでした。なるべく感情的にならないように気を付けて、貼り紙をしました。
『鏡を元の場所に戻してください。あなたの良心を映す鏡です。』
どうせ無視されるのだろうけど。持って行った人にはちゃんと反省して欲しいと思いました。
と、半ば諦めていたら、今日の夕方見に行ったら、元の場所に鏡が戻ってきました。
良かった。私のご近所さんは、まだ良心を失っていないみたいです。
2015年2月11日のFacebookより
繰り返し可燃物のゴミ袋を敷地内に放棄される嫌がらせを受けた時は警察に相談して捕まえてもらったこともありました。ゴミ袋を放置された際は自分で触らない方がいいです。警察に見てもらって証拠などを固めましょう。
今は高性能のカメラをつけたので、不法投棄した人の顔とかまでわかるのですが、これもまた取り扱いが難しい。顔などを晒すのは名誉毀損になるそうで、私刑は危険です。警察に相談したら「捨てた人の画像は残っています。持ち帰ってください。」と貼るように指示されて、持ち帰りを促しています。
そんなわけで、ゴミステーションは葛藤が多いです。実家にいたころ苦労した経験から、今でもゴミ出しの時は近隣の方に感謝しながら捨てています。そしてゴミ捨て場が荒れてたら掃除とか思わずやっちゃいます。カラスと睨み合いしたこともあります(笑)
糞害やゴミの不法投棄に悩む人がこの世からいなくなりますように!!
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