ずっと「ファンです!」と公言しながら面識が無かった山口敬之さんの勉強会に参加しました。
先日のブログでご紹介したようにすごい人なのですけれども…
私も散々取り上げたように某裁判で大変な思いをされているので、思うようにジャーナリストのお仕事ができないとのこと。

「一生懸命取材しても、発表する場がなければ、ただの自己満足に過ぎない。私は筆を折ろうかと思ったこともある…」との苦しい胸の内を明かされましたが、話し始めると目にキラキラと輝きが宿り、ものすごく面白かったです!会場内を見渡すと全身が耳になったような前のめりの聴衆に溢れていました。
ほとんどのお話が「オフレコで!」とのことなので詳細は書けないのですが、例えば公表されている事実をもとに振り返ってみる…という下りで、このような話があります。
安倍首相は一回目の辞任の際は当初「小沢代表と党首討論ができないから辞任する」という説明の後に2週間ほどして、実は健康を害していたことが報じられました。実はこのとき、山口氏と他の記者の中にも、最初の記者会見の時点で総理が健康不安を抱えていたことに気付いていた人がいたそうです。でも、総理自身が病気について説明しなかったため、記者達は個人情報でもある健康問題に突っ込んだ質問ができなかった。そこで山口氏が苦肉の策で「党首討論ができないから辞任という説明で本当にいいのですか」という主旨の質問したのだそうです。その場では答えず、次の総裁が決まった後で改めて説明するための記者会見をしたという流れでした。
ですが今回の辞任会見では、率直に自分の病気について説明しました。しかも前回のように「強制終了」では無く、自らタイミングを図って余力を残して辞任を表明した点に、安倍首相の国民への誠実な愛があると思いました。

これらの記者会見は、今も首相官邸のホームページに全文掲載されていますし、一つ一つは私も見ていたはずなのですが、改めて考えてみると、見えてくる物があります。山口氏の講演ではこういう「点と点がつながる」という感動が何度もありました。
ニュースの一つ一つを理解するだけでも難しいのに、その背景などを俯瞰して考えるのはなかなかできることではありません。ぜひこれからも色々と学んでいきたいと思いました。
それから、勉強会の会場に、「あ!顔見たことある!」というような政治家や著名人がたくさんいて驚きました。台風前夜で、山口氏を擁護しただけで訴訟を起こされるような物騒な世の中でも、こうやって自らの足で情報を取りに行く姿勢が素晴らしいなと感嘆しつつ、大いに刺激をもらいました。
山口さんありがとうございました!これからも頑張ってください!
コメント
山口さんにお会いできてよかったですね。
ヤマカツの話はしていただけたのかしら?
ちょっと気になったのは、山口さんは安全のために行動を公表されてないと思いますが
写真出しちゃって大丈夫なのかしら?
なんだか心配になったので、コメントしてみました。
lisanha123様
写真の掲載はご本人に許可をもらいました。また、係争中の相手(IS氏)側からあらゆる嫌がらせを受けていらっしゃるため、事前に告知したら妨害行為が予想されたので事後報告としました。
勉強会は政治の話題が中心で、裁判の話には触れていません。IS氏とは違って、山口さんは詳しく話せるトピックをたくさんお持ちなので、裁判ネタで引っ張る必要もありません。実際に質疑応答の時間では「この件についても教えて欲しい!」とあらゆる話題を振られていていました。
ヤマカツについては話していません。それに、私は残念ながらヤマカツから突然追放されてしまいました。理由はわかりません。今後はヤマカツに関わることもできなくなりました。
素敵な笑顔!心温まりました。
Naomiさん
ありがとうございます!
山口さんは報道などでは厳しい表情の写真が多いのですが、実際にお会いすると笑顔がとっても優しくて温かい雰囲気の方でした。子ども達にもモテモテでしたよ!!
マリステル
なんと。ヤマカツ辞められてしまったのですね。
分かりやすい記事だったので残念です。しかも、マリステルさんのネーミングだったのに。
るりさん
ありがとうございます。
辞めたと言うか、辞めさせられたと言うか…。名称は私も愛着があったので残念ですが、仕方ありません。どこにいても、誰といても、ブレずに山口さんを応援したいと思います。
読んでいただきありがとうございます。試行錯誤しながら書いた甲斐があります。これからもわかりやすく発信できるように頑張ります。
IS氏が警視庁から取り調べを受けているようですので、引き続き注視したいと思います。
マリステル
そうなのですね。それなのに名前はそのまま使うというのはあまり釈然としないですね。
カルテ問題も、カルテに疑義ありということですが、今後も気になりますね。
お子さんたちの記事も楽しいのでがんばってください。
るりさん
ありがとうございます。
色々と複雑な思いはありますが、名前は以前の仲間達へのお餞別として譲ろうと思います。私は私で、一から出直しです。
以前は「裁判に勝つ!」という思いを前面に出したネーミングでしたが、活動するうちに私自身の考えも変わってきました。今は、裁判結果はどうあれ、世界屈指の真のジャーナリストである山口さんに活躍し続けて欲しいと願っています。
裁判はどうしても勝敗を決めるものですから、どういう結果になるかは神のみぞ知るところですし、どんな結果が出てもどのように報道されるかはわかりません。今までさんざん理不尽な報道をされてきたのですから、疑心暗鬼になってしまいます。
しかし、どんな逆境にあっても、本物は残ると信じています。山口さんが胸を張って活躍できるように、どんなときも応援し続けたいと思います。
私が以前に触れたカルテ問題は「特定のカルテだけを不正確だとする理由がよくわからない」ということです。IS氏が性行為の時間帯一つをとっても複数の医療機関で違う回答をしていて、彼女自身がその当時の記憶が曖昧だと言っているのに、女性側の証言のみを事実として認定したことは不可解です。もちろん医師も人間ですから、カルテの記載ミスの可能性はゼロだとは言えませんが、最初に診療した医師が書いた性行為の時間帯は、警察署の取り調べでも同時間帯が記録されていますので、客観的に見て信憑性が高いと思います。そういう事実の再検討が控訴審で行われるのかは不明ですが、双方に納得のいく判決が出ることを期待しています。
育児のとりとめもない話にもお付き合いいただきありがとうございます。子ども達に明るい未来が待っているように、今は踏ん張り時だと思っています。
マリステル
お返事ありがとうございます。
確かに、応援のしかたは人それぞれのやりかたがありますね。
名前についてもそう思っていらっしゃるのなら、前向きですね。
カルテについてはかなり端折ってコメントしてしまいました。
「裁判所は、イークのカルテに疑義ありとしている」ようですが、
と書くべきでした。
イークの医師は、本人の自己申告通りにカルテに書いた、
ととらえるのが普通ですよね。
るりさん
そうですね。カルテは自己申告通りに記載したと考えるのが自然です。
マリステル