自分の母親を「マッコさん」と呼んで怒られていたが、最近では娘達に「ママ」か「まりちゃん」と呼ばれるようになり、血は争えないなと思っている。最近、友達に母の話をしたら「まりちゃんのお母さん、面白いね!」と言われた。そうかなぁ…と思いつつ、その時ウケたネタを含めて備忘録代わりに書いてみるとする。
【学校生活で大切なこと】
小学生の頃、家に遊びに来てくれた友達に対して母が質問した。「うちのまりちゃん、学校でちゃんとモテているかしら?」と。いやいやいやいや、そこは普通は「ちゃんと勉強しているか」とか「友達と仲良くやっているか」とかじゃないか?唖然とする私をよそに、友達は「とってもモテていますよ!」と空気を読んで笑顔で答えてくれた。おかげで母は安堵した。ちなみに父にそれを愚痴ったら「オイはモテとった!」と胸を張って答えた。
我が家の家訓は「モテることが大事!」←本当か?
【結婚する上で大切なこと】
中学生くらいになると彼氏彼女の話で盛り上がっていた。母は「お付き合いするなら優しい人がいいわ。でも結婚するなら顔重視ね!自分の子どもが可愛くなかったら悲しいじゃない?」と言ってのけた。「へぇ。じゃ、パパは顔で選んだの?」「いや。しつこかったから。」と即答で否定した。しかし父は「マッコさんは面食いだからなぁ~♡」と、自分は顔で選ばれたと信じている…
うん、きっと母は面食い(笑)
【神!?】
そんな私は顔で選んで(???)結婚して離婚した。そして離婚後に知り合った現在の夫と再婚した。そんな私を見て母がボソッと「捨てる神あれば拾う神あり」と言った。
旦那様は神様です♡
【○○では負けない!】
大学生の頃、祖父に「Aさんの娘は成績優秀で特待生に選ばれたと聞いたぞ!まりは何をしている?進級するのがやっとじゃないか!」と説教された。横で聞いていた母がフォローしようとしたのか「うちは顔では勝っています!」と断言した。その気迫に負けたのか…祖父はそれ以上は怒らなかった。
【質より量】
年賀状を見ながら「Bさんの娘さんって本当に綺麗よね。麗しい令嬢って感じね!」と皆が絶賛していた。母が「でも、Bさんの家は娘が一人だから。うちは3人いるから、数では勝っているわ!」と自信満々。自信ってどこからでも湧いてくるものなのだと感心した。
負けず嫌いは遺伝する!
そんな母の血を色濃く引いた私は、今日も親バカで負けず嫌いで楽しくやっております。ちなみに母はエッセイを出版しているので、興味がある方はどうぞ♡
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