がんばれ受験生!

家族の話
あなたなら何を入れる?(大喜利です)

今週末はセンター試験。今年の受験生ほど、色んなことに振り回された年は無いんじゃなかろうか…もう本当に本当に、心から応援しています!!

いつもセンター試験の季節になると思い出すこと…

さっき佐賀大学前を通ったらセンター試験会場って書いてありました。おぉ、受験生がたくさん!

医学部クラスにいたくせにセンター試験が大の苦手で、現役時代も散々だったけど、浪人時代も悲惨でした。浪人生が辛いのは孤立すること。現役時代に同級生とワイワイ受けるのは面倒臭いなーと思っていたけど、そんな現役軍団を傍目に一人で受験するのは本当に嫌でした。

しかも比較的得意だった化学で失敗して「もう死にたくなってきた。帰りたい…」と茫然自失で休み時間にフラフラ歩いていたら、現役生がキャピキャピと「やばーい、失敗しちゃったー!」と引率の先生に訴えていて「気安く『失敗』とかほざくんじゃねえ、クソガキが!一年棒に振りてーのか!」と更にイライラしていたところ、

先生が「君が失敗したなら、みんな失敗しているさ。最後まで諦めちゃいけないよ。さあ、次の科目に気持ちを切り替えて!」と言ったのが、私に言われたようでハッとして、最後まで頑張ったことを、この時期になると思い出します。

センター試験って年明けすぐで、どの試験よりも早いから、運試しみたいな一面もあるけれど、ここで失敗しても人生終わるわけじゃないから諦めないで欲しい。最後まで立ち向かうことで、これから始まる入試の嵐に立ち向かう力になると思います。

なんかセンター試験のシステム変わるらしいから、浪人生はさらにプレッシャーかかるだろうけど、自分を信じて鉛筆を離さないでね。

がんばれ受験生。

2015年1月18日のFacebookより

そして「受験生」つながりで思い出すのが「受験生の母」の思い出。

最近、子どものお受験が話題にのぼることが多く、ふと昔の日記を読み返していました。まだFacebookをやる前にmixiに書いていたやつ。

この話を母にすると「あんなに献身的に支えていたのに、変なことばかり覚えているんだから!」と怒っていましたが、それだけ強烈だったのですよ。

私にとっては「いつも通りの母でいてくれたこと」が自分のペースを乱されなかった勝因だと思うので、普段通りが一番だなと思いましたが、このような振る舞いを嫌がるお子さんもいると思うので、真似するのはオススメしません…というか、責任持ちません(笑)

『受験生の母』2008年12月13日

受験を控えた子どもを持つ母親が

「うちの子の学校からの受験生が少ないから私が引率するの…。あぁ、緊張するわ!子どもが受験している間ドキドキしながら待たなくちゃ…」

と言っていたので

「大人しく待たなくても、その間遊んでおけばいいじゃないですか。学校周辺散策したりして」

と言うと

「そんなこと許されるの?」

と驚かれました。

え!許されないの?

私が中学3年生のとき「制服が可愛いから」という理由で福岡の西南高校を受験しに行き、母が付いてきてくれました。西南高校は制服が可愛い上に学校が都会にあるという、まさに青雲とは正反対の学校です。

移動中も母はソワソワ最終確認に没頭する私をよそに、キョロキョロ落ち着きませんでした。

午前中の試験を終えて昼休みに控え室に行くと、いきなり「エジプト展を見てきた!すごく良かったから試験終わったら行った方がいいよ!」と報告されました。

いや~近所に福岡市美術館があって良かったね…

食事中も母のエジプトークは止まらず、ついに私が「ごめん…勉強してもいい?」と会話を中断する始末。

午後、全ての試験を終えて控え室に行くと、さらにホクホク顔の母が。

「今度は何してたの?」

「買物!西新ってオシャレね」

そのわりには荷物が少なかったので「ウィンドウショッピングだったのかな」と思いつつ帰途につくと、地下鉄の駅のコインロッカーで母がゴソゴソと「荷物が重くて」と隠していた買い物袋を取り出していました!

いや~コインロッカー万歳やね…

そんな母の素晴らしい(?)引率のおかげで、緊張することもなく、無事に合格しました!

いや~感謝しています…

母曰わく「子どもの受験旅行、親の小旅行!せっかくだし楽しまなきゃね!!」

この話を、冒頭の母親にすると

「信じ難い話だけど…麻里ちゃんの母親なら有り得るかも」

とコメントしてくれました

私はこれが普通だと思っていたけれど、違うのかなぁ…(笑)

2019年10月5日 

受験生のみなさんと、それを支えるご家族の健闘を祈ります!!

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