長男の3ヶ月検診で「お尻がちょっとへこんでいますね。MRI撮りましょう。大きな病院に紹介しますね。」と言われて「え?なんで?」と聞いたら、腰仙骨部位に凹みとか、腫瘤とかあると、脊髄脂肪腫などの病気があることがあるのですって。福岡でその病気について熱心に研究されている先生がいらっしゃるのだとか。
というわけで、昨日MRI検査に行ったのですが…長男の目がパッチリ。
MRIってごご存知の方も多いとは思いますが、騒音が強い検査で時間もかかるので、小児の場合は寝た状態で検査します。三女も検査したことがありますが、1歳になっていたので睡眠薬を使ってコテッと寝ました。そんなわけで何とかなるだろうと思っていた私が甘かった。
授乳したりオムツ変えたり抱っこしたり…頑張って寝かせて「では検査室へ…」と検査室に入った瞬間に爆音で目覚める。いつもはスリングで簡単に寝るけど、バックルが金属だから検査室に持ち込めない。2時間粘って時間切れ。「帰れ」と言われて半泣きになった。←私が。
小児科の先生に「リスクを承知で鎮静かけてもらえないか」と直談判するも「それでは入院で…」←おっしゃることはわかるが入院中の娘三人のことを考えると気が遠くなる。
脳外科の先生に「このMRI検査に緊急性はありますか。再検査と言ってもまた失敗する可能性もあるし、ちょっとヤル気が出ない…」と相談したら、急遽エコー検査で脊髄高位に問題がないことを確認して「もし今後症状が出たら検査を検討しましょう。現時点で急がなくて良さそうです。」とお墨付きをいただき、やっと安心して帰宅しました。
もし脊髄脂肪腫なら、起こり得る症状は膀胱直腸障害とのこと。夜尿症とか下痢とか。私も詳しくないので、興味がある方は専門サイトへ。
それにしても、MRI検査自体はスムーズにいけば30分くらいのものだったのでしょうけど、そんなこんなで昨日は6時間くらい病院にいたので、とっても疲れた…
と言う話を母にしたら、母も「子どもが熱性痙攣を起こしたとき、脳波検査の時に寝せるように言われて苦労したことを思い出したわ」と言われました。
そうそう、育児って、こういう「意味があるとは思えないけど時間がかかる」場面が多いよね。そういう積み重ねで、私も大きくなったんだろうなぁ。
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