私、昔は「マタニティーフォトを撮る人の気が知れない」と否定的でした。
「何もこんなに人生史上最重量の時のおデブな姿を写真に残す必要があるか?」と思って…
授乳フォトも同じく「授乳なんて授乳ケープで隠したり、授乳室でこっそり行ったりするもの。なぜわざわざ写真に残す?」と思っていました。
しかし、三女の妊娠中に気が変わったのです。
「お腹が大きくなるまで妊娠を継続できるって奇跡だ!」と思ったし(お腹膨らむ前に出産しちゃったから)
三女の産後に母乳の分泌量が下がって母乳育児を断念したので「直接授乳を頑張りたかったな」とイジイジ落ち込んだりもしました。
やまぐちゆかさんは「妊婦のためのママフォトグラファー」という謳い文句で佐賀を中心に活躍されているカメラマンで、出会ったのは次女妊娠中でした。ちょうど産前休暇に入った頃にゆかさんが「101人の妊婦裸写」というフォトエッセイを製作するために妊婦の写真を撮りまくっていることを知り、興味本位で連絡してみたのがきっかけでした。ゆかさんは妊娠41週で死産した経験があり、初対面で「命をかけて命を産む覚悟がないと、マタニティーフォトを撮りません!」と言われて「熱い女だな」と感心しました。
その時撮っていただいたマタニティーフォトがとっても良い感じだったので「また妊娠したら撮ってもらおう」と軽いノリで考えていたのですが、叶わず。「私も死産しちゃった…」と連絡して思いを吐露したこともありました。
そんなわけで長男妊娠中にゆかさんに連絡して「今度こそ撮ってよ!」と言うと「一緒にニューボーンフォトも撮る?」と提案され、妊娠9ヶ月でマタニティーフォト、生後3週間でニューボーンフォトを撮ってもらいました。その時ついでに「授乳フォトも撮って!」とおねだりして撮ってもらったのがとっても好きだった。「母親しか見られないと思っていた光景がここに!」みたいな感じ。
私が思うに、これらの写真は他人に見せるための写真ではありません。自分のために残しておく写真です。史上最重量に太って頑張り抜いた妊娠中、史上最強に眠たい産褥期、自分のエネルギーをすべてもっていかれる授乳中…別に誰かに見せたいわけじゃなくて「あー私頑張っていたわ!」という記録に撮っておくための写真です。とか言いながら、ここにupしちゃうけど!
今日は三女の誕生日です。2020年(令和2年)2月2日に3歳を迎えました。
奇しくもそんな日にゆかさんが「授乳フォト撮影会イベント」を開催していたので参加しました。授乳フォト以外にも、娘達の写真もついでに撮影してもらって、それがまた超可愛くて嬉しかった。せっかくの三女の誕生日なので、いままでゆかさんに撮影してもらった三女の写真も一緒にupしておきます。
授乳フォトイベントは来月も開催されるらしいので、興味がある方はぜひ。今回も一瞬で予約が埋まったから、気になる人は我先にと申し込んでくださいね。
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