トイレが使えなかった夜

防災

先日の北部九州洪水の際は、たくさんの方にご心配いただき、ありがとうございました。私の居住地は警戒レベル4までいきましたが、具体的にはほぼ水害は無く、小学校と幼稚園がおやすみになったくらいで、通常通りお仕事していました。

一時は玄関のドアを開けただけで(屋根があるのに)雨が降り込んでくるような怖いくらいの雨の勢いでしたが、雨の勢いも弱まり「明日は晴れるかな…」などと天気予報を見ていた夜中に妙な音に気付きました。

ゴボッ…ゴボッ…ゴボッ…

よく土砂災害などで「土砂崩れの直前に変な音がした」などと聞きますが、家の周りは山や斜面はないし…「何の音だろう…」と音源を探すとトイレでした。

トイレの蓋を開けると水が噴き出しています。「えええええ?どうしよう!」

咄嗟にビビって家族LINEに話振ったら、みんな寝てて唯一反応してくれた父が「私は修理できないよ」と…

いや、壊れているわけじゃないのよ。ただ、変な音なの!!

ふと「もしかして大雨でトイレが逆流するっていう…アレか!」と閃き、インターネットで調べたら「水のうを作れ」と。


トイレの蓋を開けたままだった一階のトイレは床やトイレットペーパーまでびしょ濡れで、とりあえず蓋をして、猛ダッシュで水嚢を5こ作り、一階と二階のトイレ、風呂場と洗い場の排水口、洗濯機の排水口に置くと、ピタリと音が止まりました✨ とりあえずそのまま夜を過ごしました。


「あー、でもこの調子じゃ、今夜はトイレ使えないな。使えないと思うと尿意が…」とだんだん苦しくなってきた私。昔に受けた防災講座で「ペット用のシーツは優秀だよ」と言われて買っていたシーツを子ども用オマルに敷き、用を足しました。

調べてみたら簡易トイレの作り方も書いてありました。段ボールやバケツと書いてあるけど、オムツも悪くなかった。便器そのものを使うのもアリですね!ちなみに私は直接ペットシーツを敷いたけど、シーツを捨てる際に溢れるリスクがあるから、ビニール袋も敷くと良さそうです。

非常時に家にあるものでできる!簡易トイレの作り方|記事一覧|くらし×防災メディア「防災ニッポン」読売新聞
防災ニッポンは読売新聞社のくらし×防災メディアです。暮らしのなかでできる、地震や水害などへの備えを幅広く伝えます。グッズのそろえ方や備蓄方法、家族で連絡を取り合う手立てなど。その時、大切な命、家族を守るために役立つ防災情報を発信しています。

大雨が続くと「そろそろ梅雨明け?」と期待しちゃいます。まぁ梅雨明け後に集中豪雨とかもよくある話ですが。皆さんもどうぞご無事で!

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