メンズエステ体験記

好きなこと

資格試験のために上京した。試験は2日間で、1日目の試験が終わってホテルに着いた時には疲労困憊だった。2日目の勉強をしようにも、疲れ過ぎていて集中できない。

疲れたなぁ…このまま寝てしまおうかな…

ホテルの部屋に「マッサージサービス」の案内が置いてあるのが目についた。部屋まで来てくれるらしい。でもすごくコンパクトな部屋に泊まっていたので、ここにマッサージ師が来たら狭いし微妙だなぁ…と躊躇した。

毎日育児に必死で、1人になれる夜なんて滅多に無いし、このまま寝るだけなのももったいない。マッサージして欲しいなぁ…✨

そうだ!ごはんを食べに行くついでに外のマッサージ店に行ってみようかな!?

昔はよく韓国のアカスリとか好きで行ってたけど、最近は行けていないから、せっかくならアカスリして欲しいな。今から入れるところ、無いかしら?ホテルから歩いて行ける範囲で!!

Googleの検索で「新橋 アカスリ」でヒットしたのはバリのリゾートをイメージしたようなマッサージ店。Googleのクチコミを見ていたが、なんかいまいち理解できない表現が続いた。

「メンズエステって男性もできるってこと?確かにオイルマッサージは力がいるから、ムキムキの男性はお断りって店は多いよね…。ん?でも男性専門店だったら、女性はお断りってこと?」そしてさらにアクセスを調べようと概要を見ていたら…

「LGBTQフレンドリー🏳️‍🌈?あらまぁ、LGBT理解増進法の波はこんなところまで…でも別にマッサージしてもらうだけなのに、性癖とか関係無くない?でもまぁ、こう表現しているってことは、女性でも良いのよね?」

と色々不安はありつつも「アカスリして欲しいのですが、今夜予約できますか?」と電話したところ「大丈夫ですよ!」と即答だったので、早速行ってみた。


ビルの一角にある店で「アカスリって、サウナに入った後にやるから広いのかと思っていたけど、ずいぶん狭いんだな。都会ではこんなものなのかな?」と思った。

店内では派手なミニスカワンピに生足の店長らしき人がいて「アカスリ希望の方ですね」とメニューを出された。

「アカスリはわかるけど、泡洗体って何?リンパドレナージュはわかるけど、VIO集中コースって何?VIOって要は外陰部周辺でしょ?そんな場所を集中して触られても恥ずかしいし、どちらかというと肩や腰集中コースがあったら良いのになぁ…」

とモヤモヤ悩みつつ「指圧って痛いかな?私すごく疲れていてリラックスしたいの。だからアカスリの後はオイルマッサージをお願いしようかな」と言ったところ、私の担当の可愛いお姉さんが出てきた。彼女の服装を見て「あれ?」と思った。

めっちゃミニスカのナース服!しかも下着透けてる!てか、透けなくてもパンツ見えそうなくらいスカートが短い!

ホームページからお借りしました

「え…?確かに韓国の(日本でも)アカスリをやってくれる韓国人のおばちゃんって、黒い下着みたいな格好でしてくれるけど…。露出度高めなのは韓国の文化なのかな?アカスリはやる方も汗かくしね…まぁいいか」

こんなイメージ
韓国人が美肌の理由① : 添乗員たびむらの旅日記
年配女性のセクシーな黒いブラジャーに黒いパンツという姿を初めて見た時は驚いた。しかし、これがアカスリアジュンマ(「おばさん」という意味)の定番コスチュームだと気づくのはもう少し後の話。(つづく)他の海外旅行の話   

そして個別ブースに案内されて紙パンツを手渡された。「これに着替えてください」

と、ここまではエステでよくある流れだけど不思議なことにお姉さんがブースから出て行かない(通常は退室してくれる)。

「えっと…着替えても良いですか?」「はい❤️」とニコニコと待っているので、「出て行け」とも言えず、背を向けてサッサと着替えた。

ここでお姉さんと2人きり

バスタオルを巻いて浴室へ。いきなりピンクのベッドがドーン!!

「…あれ、サウナとかなくていきなり擦っちゃう感じ?」と戸惑っていたところ、お姉さんがキョトンとした顔をして「お客様、うち初めて?」と言った。

「はい。他のアカスリ店は行ったことあるけど、ここは初めてです。もうベッドに寝て良いの?」と聞くとジーッと私を見て「お客様のご希望は?」「???…背中を中心にやって欲しいかな。自分では届かないからね。私ね、すごく疲れているから少しでも寝たいなと思ってるの」「そうですか…ゆっくりしてくださいね!!」と体を洗ってくれた。私の背中を触りながら「うわぁ!ツルッツル!お肌綺麗ですね!」と嬉しそうに褒めてくれるので気持ち良くウトウトしていた。

一通り終わると「あの〜、泡泡で洗っても良いですか?」と聞いて来た。他のアカスリ店でも、アカスリ後にボディソープで洗ってくれるのはよくあることなので「お願いします」と言ったら、想像以上に泡まみれになった(笑)

「へ?こんなに泡いらんやろ!ソープじゃあるまいし…(笑)」と思ったが、フワフワで気持ち良かったし、泡まみれになりながらも背中を丁寧にマッサージしてくれるので満足した。

そして泡を洗い流して浴室から出ると、お姉さんがひざまずいて待っていた。「拭きますよー❤️」「え?自分で拭くから良いよ?」と遠慮したが、ドアの前に座ってタオルを広げて待っているので、止むなく足を拭いてもらった。

そして個別ブースに戻りオイルマッサージの時間になったのだが「オイル…たっぷりつけても良いですか?」「股のキワキワのところまで攻めて良いですか?」と妙に色っぽく聞くので「はぁ…どうぞ…」と言ってまた寝た(←すぐ寝る私)

ここに戻ってきた

ふと人の声で目が覚めた。男の人の声だ。しかも1人や2人じゃない。「いつもありがとうございます」と店長が挨拶しており、常連さんのようだ。

「そっか、メンズエステって書いてあったし、男性客も来るよね」と納得しつつ、またウトウトしていた。

ふと「あっ」とか「おっ」とか低い声がして「大丈夫ですか?」「大丈夫、気持ち良いよ」みたいなやり取りも漏れ聞こえて「私のお姉さんは優しくて気持ち良いけど、力が強い人なのかな?」なんて思っていた。

でも「私、いまほぼ全裸なんだけど、カーテン越しの隣に男性がほぼ全裸でいると思うと、なんか嫌だな」と少し不安になった。とは言え「個別ブースを出る時には服を着れば良いことだし、まぁ大丈夫でしょう…」と考え直し、また眠りに入った。


ややあってお姉さんから「終わりましたよ」と声をかけられて「ありがとう。気持ち良かった」と着替えようとしたら、またジーッと見られて「オイルが服について気持ち悪いでしょう?洗い流したら?」と言われた。

「いやいいよ。タオル貸して?(裸でブース出たところで男性客と鉢合わせたら嫌だし…)」と断ったものの「えー?シャワーで流した方が気持ちいいですよ!ね、そうしましょう?」と食い下がってきたので、バスタオルを巻いて浴室に移動した。

またピンクな浴室へ

ただ私がお姉さんとしばらく話していたからか、いつの間にか男性客の声は聞こえなくなってシーンとなっていた。

浴室に入るとお姉さんがニコニコしながら「これ、私の私物。とても良い匂いだから使って」とボディーソープを貸してくれた。「有難いけど…職場にマイボディーソープ持って来るって普通なのか?」と不思議に思いつつも使わせてもらった。良い匂いだった。

そしてまた浴室から出たらお姉さんがタオルを広げて待っており、拭いてもらって、ブースに移動して着替えて店を出た。帰る時に「また来てくださいね❤️」とミニスカのお姉さん達がエレベーターに乗るところまで見送ってくれて「なんか不思議な店だったなぁ…」と思いつつ帰路に着いた。


その話を友達にしたら「それ風俗だったんじゃないの?」と言われてハッとした。え…?改めてGoogleではなく、お店のホームページを見てみると、セラピストの顔写真と年齢とスリーサイズがついていた。

でもなぁ…風俗ってほど、男性客が興奮している様子も無かったよ?風俗行ったこと無いけど…と思って調べてみたところ、風俗とメンズエステは違った!!

メンズエステと風俗の明確な違いとして、メンズエステでは性器に触れる行為や抜き行為、本番行為などの性的なサービスを一切行いません。

性器ギリギリの鼠径部までマッサージしたり、セラピストがセクシーな衣装を着ているなど、性的なサービスを期待してしまう要素が多いのですが、メンズエステでは性的なサービスを行うと法律に触れてしまうため、店側が性的なサービスを提供することはないのです。

メンズエステで性的な行為を行ったという噂などを聞いたことがある場合、女性セラピストだけの判断であったり、男性客が性的なサービスを強要した場合のみで、店が性的なサービスを提供することはありません。

メンズエステとはどんなサービス?メンズエステと風俗の違いを徹底解説!|メンエスラブ公式ブログ
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てかメンズエステって今の今まで男性が美肌のために行く場所だと思っていたら、そちらは「男性の美容エステ」と表現するとのこと。紛らわしいわ!!!

そんなわけで不本意にもメンズエステに潜入してしまい、けっこう楽しんでしまった記録でした(笑)

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