走れメロスのように

塚本猪一郎さん

いつも年賀状準備って12月前半にやるので、だいたい12月20日頃には投函まで終えてしまいます。元旦必着に命を賭けているので…(笑)

ただなんか、今年は年賀状に使いたい写真が無くて11月末に慌てて撮影したら薄着したのに極寒で、そうこうしてたら12月頭から風邪引いて、忘年会で歌う時に声が出せなくなったら大変だからと療養に努めた結果、作業が大幅に遅れました…💦

早くやらなきゃと焦る気持ちはあれど、自分の家用のみならず、実家の両親分、病院用、夫の薬局用までデザインして印刷会社との調整をやりとりしていたら、いよいよ時間が無くなってきました…💦💦💦


年賀状を準備するのに一体どこでそんな時間がかかるのか?と思われるかもしれないので、私がどんなプロセスで年賀状を作成しているのか説明します(^^)

  1. 年賀状に使う写真の撮影・選定(一年間かけてやる)
  2. デザイン案を考えて夫に確認、印刷会社にデータ送信、色見本の確認、発注、納品後に支払い(優秀な印刷会社で、発注から納品まで一週間くらい。以前の印刷会社は廃業したが、一カ月くらいかかっていた。デザイン案を考えるのは自分でやるので、気が乗ったら数日。誤字等の確認も含む。)
  3. 住所録の整理。引越・転職や異動していないか、喪中葉書の確認、婚姻等で名前の変更がないか。年賀状終いを予告された方を外す、数年返事が無い人を見直す、新規で送りたい方の住所を調べる…など。(ここが一番時間がかかる。喪中葉書や引越案内の葉書の保管も課題)
  4. 住所録から住所シールを作成し、年賀状に貼付(同じ姿勢での単純作業が続くので身体中があちこち痛くなる)
  5. メッセージを書く(思いついたら早いけど、何書こう…とか悩み始めると平気で数日かかる)
  6. 海外宛は値段が異なるので外して切手を貼り、それ以外をまとめて郵便局に持って行く。切手はあらかじめ予約しておく。(後述。昔は自分で全て貼っていた)

私の中では3住所録の整理と5メッセージを書く、が物凄く時間がかかります。数十枚なら一瞬ですが、今年は600枚近くあって首・肩・目が痛くなりました…


ところで全国津々浦々、郵便局って色々あるでしょうが、私の近所の郵便局はとても融通がきいて素晴らしいです。ある時、私が年賀切手を大量に買い込むのを見た郵便局員さんが「それ、全部ご自分で貼っていますか?」と聞かれました。

印刷会社の方に「官製葉書よりも普通の紙の方が発色が良いです」と言われ、普通紙は余白も気にせずにデザインできるため(官製葉書は周囲を1cmほど余白を作る必要がありデザインが制限される)、私はもっぱら私製葉書で年賀状を作成するので、切手を貼る作業が発生するのです。(ただし薬局の年賀状は区域指定郵便で出すため、官製葉書の年賀状でないと郵便局に受け付けてもらえません)

「はい。子供の頃から…。切手を何百枚も切り離して、年賀状に貼って、年賀状同士が貼り付かないように少しずつズラして乾かして…ほぼ寝ずの作業になります」と話していたら「それは大変でしょう。うちでお売りする切手は、うちの方で貼りましょうか。住所など書いてお持ちいただければ、こちらでお預かりして貼って投函までしておきますよ」と夢のような提案をしていただきました。それ以来、その郵便局ひとすじ❤️ いつも買いたい切手の枚数を予告して予約しておき、「よろしくお願いします!!」と年賀状を渡し、枚数を数えてお金を払うだけで作業が完了しています。


今年もそのつもりで早くから切手を予約していたのに、いつもの時期を過ぎても準備が終わる目処が立たなくて焦っていました。

今朝も母から「準備はできたの?郵便局に持って行こうか?」と声をかけてもらったのに「ここ数日、ほとんど寝てないけどまだ終わらないの。今日も隙間時間に頑張るしかないなぁ…。どうしよう。25日までに投函しないと元旦に間に合わないのに…」と泣き言を言っていました。

午前中の外来患者さんが少なかったら内職みたいにやろうかな…と甘い皮算用だったのに、朝から雪がチラつく極寒の日にも関わらず患者さんは途絶えず(ありがたいことですが)、新規に入院患者さんまで来られて、昼休みに入るのも遅れました。ご飯を一瞬で食べてすぐに作業開始!黙々と頑張ってなんとか終わらせ、郵便局に走りました。

「切手を予約していたものですが…」と言い終わるのも待たずに郵便局員さん達が「今から枚数数えます。お待ちください」とテキパキと数え始め、その手際の良さにビックリ。

母にLINEしたら、朝から心配して待っていて下さったことがわかりました!ひぇー!ありがたい!!

走れメロスって(笑)
佐賀大崎郵便局 (佐賀県) - 日本郵政グループ
こちらは佐賀大崎郵便局のページです。住所 佐賀県佐賀市水ケ江5−10−24。電話番号 0952-24-6681。

最近では若い人でも「年賀状やめます」って方が増えてきたのですが、私はアナログなので、つい書きたくなります。それに、年賀状に使うって名目で家族写真を撮るのが結構好きです。毎度おなじみの本多健人カメラマンが2017年からずっと私達家族を撮ってくれていて、さらに私のイメージ通りに印刷してくれる印刷会社まで探してきてくれたので、ずっとこのタッグでやっています。紙の素材が絶妙な上に、めちゃくちゃ仕事が早くてビックリします。

Photography│本多健人
本多健人は2006年以来、写真撮影を通じて皆さまから多様なニーズに応えてきました。 ホテル日航東京写真室に所属したのち、拠点を2012年に佐賀に移しました。報道機関、金融機関に在籍したのち独立。福岡、佐賀などを中心に撮影をてがけています。
誠文堂印刷株式会社 | 佐賀県の印刷なら誠文堂印刷株式会社にお任せください。
誠文堂印刷株式会社では印刷部門において豊富なノウハウと高い製造技術を持った専門スタッフが色やカタチを自在に操り、あらゆる種類の印刷物に対応することができます。佐賀で歴史ある誠文堂印刷では創業以来、さまざまな設備を使って多くの印刷物の製造を行っております。その長い歴史の中で職人たちが培ってきた本物の技術がここにあります。

そんなこんなでこれまで作成してきた年賀状を見ると、おもいでのアルバムみたいて懐かしいし楽しいのです。まぁそのうち子供達が「写真を撮らないで!」とか言ってきて、同じように作れるのもあと何回あるかなぁ…という感じなので、今のうちに満喫しておきます(^^)❤️


とにかく明るい母子家庭をテーマにしていた

結婚して初めての年賀状(^^)

新しい喪中葉書に挑戦した。私の中で好きだった♡

長女が写真を嫌がるようになって「行きたがっていたレストランに連れて行ってあげるよ!」と釣って撮った(^^)
七五三は大変過ぎて記憶に無い(笑)

こうやって振り返ってみると、子供の写真って一枚で全員可愛いという奇跡はなかなか無くて、「集合写真ならこれがベターだけど、この子もっと可愛い顔できるのにな」みたいにモヤモヤして何枚も写真を使ったりとか、文字のフォントも私の中でブームがあったりして懐かしいです。

そんなこんなで、走れメロスな私を支えてくれる皆様、本当にありがとうございます!!今年もなんとか準備を終えてホッとしました。

そして塚本猪一郎さんのカレンダーも貼り替えたので、新年を迎える準備ができました。クリスマスを過ぎたら、ツリーやリースをしまう作業が残っているけどね…(^^)

塚本猪一郎さんのカレンダー大好き!古くなったカレンダーは絵だけ額装して病室に飾っています(^^)

それでは皆様、良いお年をお迎えください✨

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